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神話をまとう——10人の身体から立ち上がる、現代の儀礼

その他
「神話をまとう」は、土着共同体が希薄になった現代都市で、衣服が人を「日常の私」から「場を司る存在」へ移す力を取り戻せるかを探る、衣装・舞踏・映画によるプロジェクトです。
2026年7月、短編映画『Trace of Nowhere』の上映を起点に、原初舞踏と呼ばれる身体技法の稽古場メンバーと関連アーティスト10人の身体・気配・それぞれが担う役割に向き合って制作した、10着の衣装を発表しました。
出演者はその衣装をまとい、観客のすぐそばを、呼吸や足裏、布の重みを確かめるようにゆっくり歩きました。
映画上映後には、観客・出演者・スタッフがともに座席を組み替え、同じ場所をランウェイへ仕立て直しました。
展示では、代表衣装1着と、10着に用いた布・紐・装飾素材から選んだ触覚標本、当日の様子を記録した映像を提示します。完成した衣装を目で眺めるだけでなく、素材にふれ、衣服と身体、人と人、個人と共同体の間に何が立ち上がるのかをたどる展示です。

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