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春去春来
本作は、日常的な触覚的行為を、音と記憶を立ち上げるための動作へと置き換えるサウンドインスタレーションです。
扉には、一本の鍵が差し込まれています。鍵に触れ、回しても、この扉は開きません。けれど、音楽が流れ始めます。
私は中国で生まれ、中国で育ちました。本作に挿入した喜納昌吉作詞・作曲の《花〜すべての人の心に花を〜》は、中国にいる母がいつも口ずさみ、いつしか私にそこでの記憶を呼び起こさせるようになった曲です。日本で生活する中で、これはかつて日本で生まれ、中国へと流れ着いたのだと知りました。
扉は異なる物事を隔て、そのあいだを繋ぎます。本作は、触れることを通じて、過去の記憶や、帰る場所、そして他者の生活といった触れられない距離や、その間にある繋がりを提示します。
扉には、一本の鍵が差し込まれています。鍵に触れ、回しても、この扉は開きません。けれど、音楽が流れ始めます。
私は中国で生まれ、中国で育ちました。本作に挿入した喜納昌吉作詞・作曲の《花〜すべての人の心に花を〜》は、中国にいる母がいつも口ずさみ、いつしか私にそこでの記憶を呼び起こさせるようになった曲です。日本で生活する中で、これはかつて日本で生まれ、中国へと流れ着いたのだと知りました。
扉は異なる物事を隔て、そのあいだを繋ぎます。本作は、触れることを通じて、過去の記憶や、帰る場所、そして他者の生活といった触れられない距離や、その間にある繋がりを提示します。
