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廻向

その他
暗闇の中でひっそりと形作られた糸の彫刻は、光の粒子を纏うと初めてその姿を顕す。
それは、時に小さな声がこだまするように、時にゆるやかなうねりに包まれるように、像となって漂う。
光の粒子は、その時々の空気と共鳴しあい、息するように廻り続ける。
無数の光が像となって鼓動する様子は、物事の価値がデジタルビットに微分される時代にアナローグがもつ豊穣な意味合いを提示し、環境への意識を顕在化している。

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