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Under construction
我が子は1歳になりました。なんでも興味津々で、すぐ触りたがり口にも入れたがるので、大事な画材を彼女が起きている時に使うのは、困難になっていました。
今回の募集テーマが、
「創造性のカオス」「発想の起点」「アイデアの加速」
だったので、いろいろと考えこみました。
わたしは創作の面において、もう、本当のカオス状態になることは難しい、と自分自身で感じていました。クライアントさんが喜ぶものを、とか、
「絵を依頼してくださる、向こう側にいる方」
を完全に意識しないわけにはいきませんでした。
そこでふと、
「子供にペンを握らせてみたら、一体どんな反応をするんだろう?」
と興味が湧きました。日本語はだんだん理解できるようになってきたので、
「描いていいのはここの紙の上だけだよ」
と伝えると、一応紙の上を意識しながら、ペンをとっかえひっかえ、かすれなども気にせずに、どんどん線を描きなぐっていました。
ですので今回の作品は、娘との共作です。娘のカオスと、そこから発想を得た、大人になって「制約」を意識するようになったわたしとのコントラストを見ていただけたらと思います。
今回の募集テーマが、
「創造性のカオス」「発想の起点」「アイデアの加速」
だったので、いろいろと考えこみました。
わたしは創作の面において、もう、本当のカオス状態になることは難しい、と自分自身で感じていました。クライアントさんが喜ぶものを、とか、
「絵を依頼してくださる、向こう側にいる方」
を完全に意識しないわけにはいきませんでした。
そこでふと、
「子供にペンを握らせてみたら、一体どんな反応をするんだろう?」
と興味が湧きました。日本語はだんだん理解できるようになってきたので、
「描いていいのはここの紙の上だけだよ」
と伝えると、一応紙の上を意識しながら、ペンをとっかえひっかえ、かすれなども気にせずに、どんどん線を描きなぐっていました。
ですので今回の作品は、娘との共作です。娘のカオスと、そこから発想を得た、大人になって「制約」を意識するようになったわたしとのコントラストを見ていただけたらと思います。