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Mobile Mini-FM Station~ドローカルの情報発信!~

その他
90年代にはインターネットラジオや衛星・地上デジタルなど多様化が進んできた時代である。新聞から、ラジオへ、ラジオからテレビへ、テレビからネットへ、と人々の関わるメディアは変化しつつある。
この企画では「オワコン」という声も挙がるラジオを利用したプロジェクトを提案する。
様々な場面で以外に使えるかもしれない超ミニミニ放送局を人力で運べるスタイルで構成することとした。電波の届く距離は僅か100メートルであるが、その狭さゆえに、放送免許や許可が不要でどこででも(一部例外あり)、開局できるという特性がある。
今更ラジオを所持しない人も多数いると思うが、震災時に売り上げは伸びる傾向にある。阪神淡路震災時には在日外国人のために多言語ミニFM放送局がたちあがり、救援情報を発信し、話題となった。
災害時にラジオは強いことを証明する事例だろう。それ以降、防災グッズのなかにはラジオは欠かせないものとなっている。
ラジオの発信局を移動式にすることで、防災キャンプや訓練時に利用するなどの目的の他、商店街のお得情報や鉄工島フェスのような小規模イベント時にリスナーがスマホの電源残量を気にせず楽しむなどの娯楽目的に利用することも可能となる。

Mobile Mini-FM Station

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