飛び出せ、魚たち。 〜瀬戸内の玉手箱〜

瀬戸内海の強い潮流の中、力強く、元気に泳いでいる魚たちを描きました。
玉手箱と聞くと、まず想像するのが浦島太郎の玉手箱です。
玉手箱を開けると煙が飛び出してくる・・・そんな場面を思い浮かべます。
瀬戸内海の魚たちが海から飛び出してくる・・・そんな物語を読んでいるような楽しさを表現しました。
しらすの中に混じって小さなタコを発見した時、わくわくした気持ちになります。
そんな気持ちになったことが誰もが一度はあるはずです。
小さな子供には、いりこに混じってエビやその他の物を発見するわくわく感を味わうことが
出来る玉手箱のような存在になってほしいです。
いりこのちょっと渋いイメージから脱却し、見て楽しく、食べて楽しめるデザインを心がけました。