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Downsizing Japan
作者:koichi_shimaさん
■解説
多くのインフラや公共施設が建設からほぼ半世紀前後経過して、そろそろ劣化し始めている。
しかし、人口が減少し税収が減るために今までと同じインフラと箱物を新たに作る事が難しくなった。
一方、人口全体が減るのに対して高齢者、特に後期高齢者が増加するために、貴重な税収は福祉に回さざるを得なくなる。
その場合、用途は福祉サービス給付優先であり、福祉の新たな箱物建設というハードへの投資は難しくなるだろう。
そこで人口減少がもたらすもうひとつの側面である「空間の空き」を、福祉をはじめとした公共サービスの場として有効活用することが考えられる。住宅、店舗、学校など地域の人口減少に伴って「空室化」した空間を、地域に分散した小規模な拠点として再活用できるのではないか。
今まで多くの住民が何キロか先に出かけていた公共施設が、コンビニのように近くの身近な生活の拠点に置き換わる。
一戸建てや個人商店やマンションの一角だったりの数多くの小さな空間では、すべての公共サービス機能を備えることは物理的にも財政的にも困難であり、日替わり・週替わりで様々な機能がリズミカルに交代で巡回する仕組みがふさわしい。
特定機能に特化する常設の施設を集中的に配置するのではなく、巡回方式で可能になる”小規模分散型多用途拠点”といえる。
住まいの身近にあるだけに、公共サービスの受託にとどまらず、住民自身の身近なコミュニティライフの場としても活用しやすい。
「空き室対策+コミュニティl拠点作り+財政負担軽減」という一石三鳥といえる。
■利用したデータ
特になし
■解説
多くのインフラや公共施設が建設からほぼ半世紀前後経過して、そろそろ劣化し始めている。
しかし、人口が減少し税収が減るために今までと同じインフラと箱物を新たに作る事が難しくなった。
一方、人口全体が減るのに対して高齢者、特に後期高齢者が増加するために、貴重な税収は福祉に回さざるを得なくなる。
その場合、用途は福祉サービス給付優先であり、福祉の新たな箱物建設というハードへの投資は難しくなるだろう。
そこで人口減少がもたらすもうひとつの側面である「空間の空き」を、福祉をはじめとした公共サービスの場として有効活用することが考えられる。住宅、店舗、学校など地域の人口減少に伴って「空室化」した空間を、地域に分散した小規模な拠点として再活用できるのではないか。
今まで多くの住民が何キロか先に出かけていた公共施設が、コンビニのように近くの身近な生活の拠点に置き換わる。
一戸建てや個人商店やマンションの一角だったりの数多くの小さな空間では、すべての公共サービス機能を備えることは物理的にも財政的にも困難であり、日替わり・週替わりで様々な機能がリズミカルに交代で巡回する仕組みがふさわしい。
特定機能に特化する常設の施設を集中的に配置するのではなく、巡回方式で可能になる”小規模分散型多用途拠点”といえる。
住まいの身近にあるだけに、公共サービスの受託にとどまらず、住民自身の身近なコミュニティライフの場としても活用しやすい。
「空き室対策+コミュニティl拠点作り+財政負担軽減」という一石三鳥といえる。
■利用したデータ
特になし
