「作曲家と作曲数」学生作品

作者：Ryohei Sugaさん

■解説
「縮小する日本」とは今後30年間の人口のお話ですが、今回インフォグラフィックスでの課題を出した際に人口が今後変化する事で世の中はいったい何が変わるのだろう？
と行った事を学生に投げかけたところ、一つの案として以下のようなものが出てきました。

今回は授業の一環としてインフォグラフィックスを後期課題とし、初めてのインフォグラフィックスという事もあり、まずは自分の生活している中での問題点や興味からテーマを設定し、データを独自に収集してゆくことから始めました。
始めにテーマを決めるまでに学生とは何度もディスカッションを繰り返し、学生個々の意見を尊重しながらインフォグラフィックスを制作しています。

以下は、学生による作品コンセプトです。

“”このインフォグラフィックスは作曲家によって作られた交響曲の数とその知名度が比例していないことに興味を持ったため作り始めました。
そしてデータを収集する過程において、作曲家の作曲した交響曲の数とその平均再生時間が反比例することに気づきました。
そのデータをグラフィックで表したら面白いと思ったので、その推移をグラフィック的にわかりやすく表現しました。
またこのグラフィックに載っている9名の作曲家は私が歴史的に重要な作曲家だと思った人物を選んでいます。”"

※ 人口問題には触れていませんが、今後30年間で時代が進んだ際にどのように「作曲家と作曲数」も変化するのかという点においてこの作品には課題があり学生にはその点について更にデータ収集・比較が出来ないかと相談を行っています。

■利用したデータ
[分析したデータ]
「交響曲に関するいくつかの情報」

http://www.kanzaki.com/music/symphonies.html

もしくはWikipediaによる各作曲家等の調査。
[分析スナップ]

http://goo.gl/EwC6R

※ 課題中の学生調査。