家庭環境におけるエコジレンマ

作者：TakashiTokumaさん

■解説
人々の環境問題への関心が高くなると共に、省エネ技術により開発されたエコロジー製品の新規購入や買替などが増え、家庭における環境負荷の低減がなされてきた。しかし、それは同時にエコ商材の大量消費でもある。皮肉にも、京都議定書制定年以降、日本の家庭におけるCO2排出量は年々増加の傾向にある。まさに家庭環境における〈エコジレンマ〉が生じている。

■利用したデ参照／東北大学大学院環境科学研究科 石田秀輝教授 「バックキャストで見る新しい暮らしのかたち」（2011年日本を変えるインフォグラフィックスにおける公演資料より）
出典／生活者の環境意識調査：2008年 高度環境政策技術マネジメント人材養成ユニット調査。日本の家庭におけるCO2排出量：独立法人国立環境研究所　日本の温室効果ガス排出量データより算出ータ