消費という労働を増やす

人はお金を儲けるために働くのか？
　お金は道具であり、道具をたくさん集めてもそれ
を有効に使わなければ意味がない。
　お金を儲けるために働くのなら、ボランティアや無
料のソフトウエアを配布する人の存在はどう理解す
るのか？（インターネットでは、無給で働く人がたくさ
んいる）
　マネーゲームは、道具を集めるだけで、人から道
具を奪う行為ではないだろうか？（税金の徴収も同
じ）
　そもそも、働いている時間は、消費行動ができな
い。
　夫婦共働きだとなおさらで、消費がなければ、売
れるわけがない。したがって、雇用もなくなる。
　日本人は働くことを趣味にしている人が多く、仕
事がなくなると何をしていいか分からなくなる。これ
がもとで自殺する人もいる。
　今は「働く能力」がなくても無理をして働かなけれ
ばならない。その結果、欠陥商品や欠陥サービス
が生じ、健康被害や多くの犠牲者が出る事故が発
生している。
　会社は給料を払って、損失を出し、信用をなくして、
倒産する会社もある。その上、社会の発展も遅れ
ることになる。
　それよりは、働く能力のない人は、生活保護など
で消費という労働を担当するほうがお金の循環があ
る。
　仕事は一部の労働者の利益しか生まず、仕事の
奪い合いで、さらに収入は減るが、生活保護を批判
して、最低限の保護費の支給しかしないので、かえっ
て働いている人の負担が増す。
　趣味は色々な産業に影響をあたえ、利益を生み出
すことができるので、生活保護者には趣味に消費す
ることができる程度の保護費の支給をしたほうがい
い。
　これらのことをふまえ、年金受給者と生活保護者
に毎月２０万円の電子マネーを支給する。（残高の
繰越はできない。もちろん現金化もできない）
　電子マネーは、識別装置の設置場所を限定する
ことで、例えばギャンブルはできないようにしたり、
詐欺を防ぐことができる。また、出金内容をチェッ
クすることで、孤立餓死を防ぐことができる。
　高額の商品や換金できそうな商品は、中古品の
レンタルやリースを利用することでリサイクルに貢
献でき、換金するための不正購入を防ぐ。
　これだと皆、生活保護者になりたがると思われる
かもしれないが、商品の購入情報などがすべて収
集され、プライバシーが管理され、購入の自由も制
限されるので働ける人には社会復帰を促すことが
できる。
　こうして、今の泥沼のような生活保護をトランポリ
ンにすることができ、働けない人を消費者という労
働者として増やす。
　これと平行して世界中から死にそうな環境にある
幼児（孤児）を日本が保護し、日本人として育てる。
　これらの子供は、日本人にはない身体能力、リズ
ム感、感性などの才能ｊがあり、プロスポーツ選手、
ミュージシャン、ダンサー、芸術家、学者など文化
の発展に貢献できる人材になる。
　１５、６歳ぐらいになれば、海外に留学させ、成人
になｔれば、生まれた国との国籍も選択できる。（生
まれた国に帰って発展させれば、日本の友好国が
増える）
　こうした子育てを「赤ちゃん産業」として公共事業
にすれば、雇用と育児教育ができ、日本人の結婚
で、育児経験がないためにおこる虐待などの弊害
がなくなるので、人口増加にもつながる。
（多重国籍を認めれば、人口はもっと増える）
　「ＡＫＢ４８」は趣味、カルチャー、娯楽などの象徴
で、どれだけの経済波及効果があるかは、言うまで
もないだろう。
　何もない時の購買力と趣味、カルチャー、娯楽な
どをフィルターとした購買力では比較にならないほ
どの差がある。
　例えば、千利休は「お茶を飲む」という行為をカル
チャーにして１００円ぐらいの茶道具を１００万円以
上の価値に高めている。
　赤ちゃん産業で育てた子供たちも、才能によって
は、アイドルや集客力のある有名人となりうる。
　新しい趣味、カルチャー、娯楽を生み出すのも、こ
れからもっと大事な仕事になるだろう。
　電子マネーを普及させれば、生活が保障されるの
で、タンス預金は、円高で今のうちに安く手に入る骨
董品や美術品などの将来、価値が上がる物を購入
することができ、文化財保護と資産増につながる。
（これらは国が鑑定して保証し、購入を奨励する）

■利用したデータ
特になし。
このサイトの「これからの働き方を表現してください」
の詳細を見て、参考にしました。