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屋外で緋毛氈を敷いて楽しむ、お点前「野点(のだて)」の際に使う籠に入る紙の菓子皿。
一枚の紙を折って、組み立てると、高杯になります。
桜の花びらの「切り込み」部分が構造上の「止め」の役割になっています。

春は薄い桜色の紙に、可愛らしいお干菓子を。
夏はトレーシングペーパーのお皿に、透明のお菓子を。
秋になったら、深い色合いの紙に一口饅頭を。
冬には真っ白な紙に、溶けるような生ホワイトチョコレートを。

そんな風に、季節によって異なる紙の素材感を楽しめるのも楽しいかと思いました。

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