I am “Who I am”

問題に逆に問題提起する問題作品、というより迷惑な作品。

結局ののところ“私”というものなどは誰なのか分からないという真面目な見解にもとれる。

しかしながら、哲学的な見解を示す面かぶり男に、「だからそれを聞いとんねん」と素でつっこむもう一人の男が、逆に哲学に対する柔軟な見解を示す。
あれこれ複雑に試行錯誤する面かぶり男をただただ滑稽なものとしておとしめてしまったツッコミ男の方が一枚上手であろう。

なにはともあれ、この作品はただのシュールな１コマ漫画として楽しんで頂くのが一番である。
その中に実はいろんな面白みも含んでいることを頭の片隅に…別に置かなくても良い。

ちなみに消しゴムで消したあとが残っているのは、手描きの臨場感を出すためで、ワザとねらってます。

いやぁ１分の制作時間で１コマで、チャールズ・モンロー・シュルツを超えたなぁ、などと自画自賛すると炎上する恐れがあるのでやめておこう。
いやはやネット文化というのは恐ろしいものである。言論発信は自由であるが糾弾もまた自由である。
話が横道に逸れましたな。
ではまた。Tシャツラブ。