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石垣島でわらしべ長者!第2のふるさとをつくる旅

 石垣島の長所を考えたとき、おそらく多くの人がその豊かな自然を挙げると思います。
 しかし、忘れてはならないのが、島に住んでいる人たちの温かさです。
 石垣島に訪れる旅人の多くは、島民との交流を望んでいます。
 そんな彼らが長期の休みの度にまた来たいと思えるような仕掛けを作りつつ、島の人にも大きな喜びを感じてもらえるようにするには……。
 実際に島の生活に溶け込んで島の一員になり、まるで島の人たちの娘息子や孫のように良い関係を作り上げるのはどうでしょうか。
 
◆最初の家庭だけをこちらが用意する
 出発前に決まっていることは、最初の4泊お世話になる家庭がどこかということだけです。事前に旅人との間で簡単なやり取りを行ってもらい、受け入れる家庭には旅人がどんなことを望んで石垣に来るのかを理解してもらいます。(挨拶をしあう程度でOK)
 
◆島民として生活をしながら、物々交換で“贈り物”を手に入れる
 旅人は4泊5日の間、その家庭の一員として仕事の手伝いをしたり一緒にご飯を食べたりしながら石垣ライフを楽しみ、それと同時に次の家庭に持って行く“贈り物”を作ります。
 例えば、畑をやっている家庭にお世話になっていたら、農作物を“贈り物”として分けてもらいます。しかも、それは旅人が自分の地元から持って行った“贈り物”との物々交換で手に入れます。
 
 そして、5泊目からは次の家庭を紹介してもらい、物々交換で手に入れた“贈り物”を片手に訪ねて行きます。2つ目の家庭でも4泊過ごし、1つ目の家庭で作ってきた“贈り物”との物々交換で、新たな“贈り物”を作ります。そうしてまた、3つ目の家庭を紹介してもらい……。
 
 こうして、旅人は、石垣島の人たちの間を“贈り物”でつなぎながら、お世話になった家庭の人たちやその他の島民とも新しい絆を作り出して行きます。
 その絆こそが、石垣島に住む人たちから旅人への“贈り物”になっていくのです。

◆まとめ 
◆対象:18歳以上の健康的な男女
◆期間:12泊13日(1つの家庭にお願いするのは最大4泊)
◆ホームステイしながら、“贈り物”を通じて石垣の人たちとつながり、絆を作り出していく旅

 “人と人をつなぐ”という観点から、2つの家庭でのホームステイはしてほしいですが、3つ目は紹介してもらわず、残りの4泊は自分の趣味を楽しむために旅館などに滞在することも可能、ということにしても良いと思います。
 島民に大きな負担にならないよう、以下のことに注意する必要があると思います。
  ■たくさんの島民と契約する。
  ■きちんとした報酬が入るようにする。

一時の流行に流されない、石垣島の代表的な旅プランにします!!

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