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誰もが活き続けるための「メイカソン」
コンヴィヴィアルな社会にはそのマインドをもった市民がなくてはならない。
従って「コンヴィヴィアルのための道具」というのは何か一つのオブジェクトや道具ではなく、一連のアクティビティとなって現出する。
今回応募するプロジェクトは人々のマインドセットを整えて、コンヴィヴィアルな社会の実現に一歩近づけようという一連のスキームだ。
テクノロジーはしばしば「格差」を広げ、一部の人の「参加」の機会を奪うことが指摘されてきた。しかし、私たちはテクノロジーを、全ての人が「活き続ける」ために使う。
デジタルファブリケーション は、くらしを便利で楽しくする道具づくりに誰もがアクセスできる可能性を持つ。
私たちは誰もがデジタルファブリケーションを活用できる世界を目指し、障害当事者やその支援者とともに「メイカソン」を開催している。これは活きたくらしへの「参加」を後押しするイベントである。そこで生み出された道具の製作過程はオープンソースとしている。参加者全員に、世界中の似通った課題を持つ人のくらしをより良くする「役割」があると考えるからだ。そして、それは誰もが「活き続ける」ためのメソッドである。
この場への参加をきっかけに、作業療法士などのセラピストや障害当事者もデジタルファブリケーションの活用やメイカソンの運営を始めている。
この作品はそのメイカソンのコンセプト、メソッドから生まれた物語とプロダクトの総体である。
従って「コンヴィヴィアルのための道具」というのは何か一つのオブジェクトや道具ではなく、一連のアクティビティとなって現出する。
今回応募するプロジェクトは人々のマインドセットを整えて、コンヴィヴィアルな社会の実現に一歩近づけようという一連のスキームだ。
テクノロジーはしばしば「格差」を広げ、一部の人の「参加」の機会を奪うことが指摘されてきた。しかし、私たちはテクノロジーを、全ての人が「活き続ける」ために使う。
デジタルファブリケーション は、くらしを便利で楽しくする道具づくりに誰もがアクセスできる可能性を持つ。
私たちは誰もがデジタルファブリケーションを活用できる世界を目指し、障害当事者やその支援者とともに「メイカソン」を開催している。これは活きたくらしへの「参加」を後押しするイベントである。そこで生み出された道具の製作過程はオープンソースとしている。参加者全員に、世界中の似通った課題を持つ人のくらしをより良くする「役割」があると考えるからだ。そして、それは誰もが「活き続ける」ためのメソッドである。
この場への参加をきっかけに、作業療法士などのセラピストや障害当事者もデジタルファブリケーションの活用やメイカソンの運営を始めている。
この作品はそのメイカソンのコンセプト、メソッドから生まれた物語とプロダクトの総体である。