CREATIVES

あそこで愛されて、あそこで別れた

菊地晴と永田一樹を中心とするアーティスト・コレクティブ。

ともに21世紀生まれ、郊外育ち。2024年、コレクティブ結成。

Activities

Media Art, Illustration, Research

Awards

Biography

あそこで愛されて、あそこで別れた は、菊地晴と永田一樹を中心とするアーティスト・コレクティブ。ともに21世紀生まれ、郊外育ち。2024年、コレクティブ結成。
コレクティブの名前である「あそこで愛されて、あそこで別れた」は、ちあきなおみの楽曲『夜間飛行』からの引用である。彼女はこう歌う。

はるか雲の下に広がる街明かり/あそこで愛されて、あそこで別れた
このままずっと どこへもおりず/この夜の果て…

彼女が訴えるのは、誰かとの愛から離れ、どこか異国へ向かう女の郷愁と悲しみである。われわれはこうした異国への郷愁も、悲しみも、何かを失う辛さも、すべて「失う前に失っている」。空虚な 30 年と言われてきた政策のなか、生まれたときはすでに21世紀だった。核家族化とニューノーマルを生きてきたわれわれは、失うことが何なのか知らない。それでもファミレスに対して抱く懐古の念と、ファミレスを通して交わしてきた気軽な会話、友愛、家族のすこしの断片は、たしかに残り続けている。

菊地晴
2001年 茨城県生まれ
2024年 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科 卒業
現在、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻 在学
21世紀に生まれ、東京近郊の郊外で育った経験から、自らの生活に染みついた資本主義、無邪気な特権性、生活者としての視線について考えている。矛盾と退屈を孕みつづける現代社会という「その場」を、自身の作品制作および研究によって「しのぐ」ことをテーマに活動を行ってきた。主に立体・インスタレーションを制作している。

永田一樹
2001年 鹿児島県生まれ
2024年 慶應義塾大学環境情報学部 卒業
現在、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 在学
「(ポスト・)ポスト・インターネット」を掲げ、インターネット以後の情報社会とヒューマニティを考える。具体的には、インターネット以後(の以後)における潜在性——"私"でなくてもよかった私(を引き受ける私)、"それ"でなくても良かったそれ(を引き受けるそれ)——をテーマにイメージや都市空間、コミュニケーションの問題を扱い、作品制作、ソーシャル・プラクティスを手がける。

受賞/助成
テラス湘南アートアワード2024 オーディエンス賞 受賞
Artists in Futaba 2024 採択 (経済産業省「地域経済政策推進事業費補助⾦(映像芸術⽂化⽀援事業)」)

Language

日本語

On the Web