ものづくりの国、オカヤマからはじまるコ・クリエーションプロジェクト
晴れの日が多く、温暖で災害の少ない岡山県は「晴れの国おかやま」というキャッチフレーズで知られています。また、備前焼や備中和紙といった伝統工芸から国産ジーンズなど、日本らしい職人仕事が息づく場所でもあります。本プロジェクトは、そんな岡山県を起点として、全国(そして世界の)クリエイターと倉敷の帆布をつなげることからスタートします。
Web上のオープンコンペによって選ばれたクリエイターは、素材の作り手、プロダクトの売り手とともに「かたちにする・つくる・売る」の一連のプロセスにかかわりながら、倉敷の帆布の新しい可能性を見出し未来へとつなげることを目指します。
プロジェクトのアプローチ
素材の魅力や価値を伝えるにはどんなデザインが必要だろう?倉敷の帆布がこの先も使い続けられるために、デザインが出来ることとは?
その答えに近づくために、本プロジェクトが勧めるアプローチです。
プロジェクトのプロセス
1. オープンコンペティション
Web上のオープンコンペを通じて、帆布を使ったデザインプランを募集します。また、募集期間中に応募者を対象にプロトタイピングワークショップを開催します。(参加は必須ではありません)
2. プラン審査
クリエイティブの世界の第一線で活躍している審査員チームによるプラン審査を行います。
3. 現地訪問(岡山のものづくり現場を巡るツーリズム)*
受賞者は、岡山市〜倉敷市を訪れ、タケヤリの工場をはじめ岡山のものづくりの現場を体験します。
4. プロトタイプ制作*
受賞者は受賞プランの実現化に向けて事務局のサポートのもとプロトタイプ制作を行います。材料の帆布は支給されるほか、制作費はプロジェクトが支援します。
5. プロジェクト展*
イオンモール岡山内の県内のものづくりにフォーカスしたセレクトショップ「ハレマチ特区365」において、プロトタイプを展示します。
6. 商品化審査*
制作されたプロトタイプとプレゼンテーションをもとに、商品化に進むための審査を行います。
7. 商品化・販売*
プロトタイプを経て評価された作品は「ハレマチ特区365」において商品化または実現化されます。(2015年に発売予定)
* 3〜7は、受賞者のみが参加対象となります。