2023.06.28 ファイナリスト発表のお知らせ
今回、全176作品のご応募を頂きました!ご応募いただいたみなさまありがとうございました。
1次審査の結果を受け、ファイナリストに選出された作品を公開します。
ファイナリスト作品はこちら
また、最終審査の結果発表は7/6(木)に開催しますオープンQUICK内プログラム「未来データ会議」の中で発表いたします。ぜひご参加ください。
https://corporate.quick.co.jp/...
2023.06.02 応募期間延長のお知らせ
応募期間につきまして、多数のご要望をいただき、応募期間を6月18日(日)24:00(日本時間深夜0時)まで延長いたします。
みなさまのご応募、心よりお待ちしております。
2023.05.08 「チャレンジ内容と対象データ」の情報を更新しました!
対象データ「③アジア各国のこの1週間の気分」について、数値データのダウンロードリンクを追加しております。ぜひご活用ください。
2023.04.28 「チャレンジ内容と対象データ」の情報を更新しました!
対象データ「②1年前と比較して増えたもの・減ったもの」について、数値データのダウンロードリンクを追加しております。ぜひご活用ください。
QUICK Data Design Challenge 2023では、データから読み取れる内容を、クリエイティブなアイデアで表現する作品を募集しています。
データは私たちの生活や未来を考える上で欠かせない情報源です。しかし、専門用語や数字の羅列など、データは理解しにくく、分かりづらいと感じる方も多いかもしれません。
その分かりづらさの壁を越えて、誰もがデータから自由に学びを得られるようにできないだろうか?
そんな問いにデザインの力で答えを作っていくのがこのアワードです。
データをお題に、あなたならではの視点で”新しい見せ方”に挑戦してみてください。
インフォグラフィック、データビジュアライゼーション、プレゼンテーション、動画、写真、ウェブサイト、ポスター、チラシ、VRなど、どんな形式でも構いません。
応募作品は、元々のデータから得られなかった発見や気づきが得られるかが重要です。クリエイティブ性やデザイン性に優れた作品を評価します。
主催する株式会社QUICKは、約50年にわたり、膨大なデータやニュースを正確かつスピーディに配信することで、日本経済を支えてきたデータにまつわるリーディングカンパニーです。このアワードでは、データのプロフェッショナルであるQUICKと、あなたの持つデザイン力が一体となり、社会の見方を変える発見や学びと出会うきっかけを作り、より豊かな社会をつくることを目指しています。
応募期限は2023年6月12日(月)18日(日)までの約1ヶ月半です。応募された作品は、厳正な審査の上、優れた作品には賞が授与されます。
一緒に新しいデータの可能性を広げるチャレンジをしましょう。
QUICK Data Design Challenge 2023への応募をお待ちしています!
チャレンジ内容と対象データ
チャレンジ内容
応募者自身が選定した使用可能なデータ(対象データ①)もしくは主催者が選定したグラフや表(対象データ②or③)をあなた自身の視点で捉え直し、新しい見せ方を考えてください。
対象データ
下記の3つの選択肢の中から、自由に選びデザインしてください。
①自由選定
応募者ご自身でデータを選定し、新しい見せ方を作成してください。
オープンデータや個人で収集しているデータなどを自由に選定していただいて問題ありません。統計や株価のような量的データだけでなく、ランキングなどの質的データ、個人で取得しているバイタルデータなどパーソナルなものでもOKです。ぜひ、身の回りにあるデータについて思いを巡らせてみてください。
※応募の際、引用したデータをご記載ください。
※引用データの権利確認等は応募者ご自身でお願いいたします。
②1年前と比較して増えたもの・減ったもの
2020年と2021年を比較して、生活の中で増えたものと減ったものを調査した結果です。コロナ禍の2年の間にどのような変化があったでしょうか。
出典:「クオリティ・オブ・ソサエティ年次調査」電通総研・電通未来予測支援ラボ
https://institute.dentsu.com/wp-content/uploads/...
「【電通総研・電通未来予測支援ラボ】第3回クオリティ・オブ・ソサエティ年次調査レポート.pdf」のp18
※数値データ資料のダウンロードはこちら
③アジア各国のこの1週間の気分
日本、台湾、インドネシアを対象に2021年から毎週の気分を調査しまとめたものです。各国の気分にはどのような共通点や違いがあるでしょうか。
出典:マクロミル調べ(Macromill Weekly Index Asiaより)
https://www.macromill.com/data_and_insights/weeklyindex_asia/
※数値データ資料のダウンロードはこちら
アイデアのヒント データの見方を変える視点
お題のデータを前にした時になかなか良い表現が思い浮かばない、という時は下記の4つの視点でもう一度データを見てみて下さい。
全体ではなく一部分にフォーカスする、切り取る
データの特定の部分に注目してみたら、情報がシンプルになってメッセージが浮かんで来るかも。
▼参考事例
日本の人口を年齢別で知ることができる最初のグラフ。そこから小学生の子供と親の世代という2世代にフォーカスしてそれぞれの比較を分かりやすくしています。
https://pin.it/F0Z4Hzt
ひっくり返してみる
データの順番や時間、色や形、テーマをひっくり返したら、自分の中の常識もひっくり返るかも。
▼参考事例
赤いグラフとブルーのグラフがあります。元は同じ一つのグラフで、位置とタイトル、色を変化させることで、異なるメッセージを付与しています。
https://pin.it/1WeBQAw
他のものに例えてみる
データの項目や属性を動物や街など別のものに例えてみたら、新しいストーリーがうまれるかも。
▼参考事例1
検索ワードというデータを街そのものに変換してその街で人々が求めている”欲求”に没入してみるというVR作品です。
https://techblog.yahoo.co.jp/entry/20190904747955/
出典:Yahoo! JAPAN
▼参考事例2
この写真は、デンマークの人がギャング関連の犯罪によって行動を変えた割合をバリケードテープに絡まれた人というモチーフで表現しています。
https://pin.it/NNYXMwW
変換してみる
音に変換したらどう感じるだろう?文字に変えてみたり、量を変えてみたらどう見えるだろう?
五感に訴えてみたら、データを見たときの感じ方が変わるかも。
▼参考事例
収穫量を円の色と大きさに変換してその差を直感的に分かりやすくしています。
https://www.pinterest.jp/pin/3...
審査基準
応募された作品は、以下の基準に基づいて選定されます。
着眼点/Viewpoints
提示されたデータの解釈力や発想力が優れた作品を評価します。
自由選定の場合は作品のテーマやコンセプトに沿ったデータ選定かどうかを評価します。
メッセージ/Message
見せ方を変えることでどのようなメッセージを付与できたか。
データとデザインの組み合わせが社会的な価値の創出や問題提起に繋がっているかを判断し評価します。
表現力/Expression
見る人に直感的に訴えるような、高いデザイン力・表現力を持った作品を評価します。
こんな方におすすめ
参加資格の指定はありません。どなたでもご参加いただけます。
デザインを仕事にするグラフィックデザイナー、デザインを学ぶ学生、表現を追求するアーティストはもちろんのこと、自分ならではの見せ方を考えることを楽しめる方全てが対象です。
スケジュール
※スケジュールは変更になる場合がございます。
※応募期間を更新しました。
応募について
応募対象
グラフィック、アート、音楽、写真やWEBサイトなど、形式は問いません。 どのようなジャンルの応募も受け付けます。既に公開済みの作品も応募可能です。
応募点数
一人何点でも応募可能です。そのほか、応募方法など詳細な情報は応募要項をご覧ください。
賞について
受賞作品は、主催者のもつメディアコンテンツおよび授賞式にて紹介されます。
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グランプリ
1作品
賞金30万円 -
審査員賞
4作品
賞金5万円
審査員
田川 欣哉
Takram Japan(株)代表取締役/デザインエンジニア
東京大学卒業。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修了。2015年から同校の客員教授を務め、2018年に名誉フェローを授与された。テクノロジーとデザインの幅広い分野に精通し、多くのプロジェクトに関わる。グッドデザイン金賞など受賞多数。経済産業省・特許庁の「デザイン経営」宣言作成コアメンバー。日本デザイン振興会理事、東京大学総長室アドバイザーを務める。
尾形 真理子
コピーライター / クリエイティブディレクター
東京都生まれ。2001年に博報堂に入社。コピーライター・クリエイティブ・ディレクターとして、LUMINE、資生堂、Tiffany & Co. 、キリンビール、日産自動車、富士通、Netflix などの数々の広告を手がける。One Show、朝日広告賞グランプリ、ACC 賞ゴールド、TCC 賞など受賞多数。2010年『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』(幻冬舎)で小説デビュー。2021年には『隣人の愛を知れ』(同)を上梓。2015年から2年間、博報堂の刊行する雑誌『広告』の編集長を務めた。2018年株式会社Tangを設立し、独立。広告制作の他に歌詞の提供やコラムの執筆など表現の幅を拡げている。
exonemo(エキソニモ)
アーティスト
怒りと笑いとテキストエディタを駆使し、さまざまなメディアにハッキングの感覚で挑むアートユニット。千房けん輔と赤岩やえにより、1996年よりインターネット上で活動開始。2000年より活動をインスタレーション、ライヴ・パフォーマンス、イヴェント・プロデュース、コミュニティ・オーガナイズなどへと拡張し、デジタルとアナログ、ネットワーク世界と実世界を柔軟に横断しながら、テクノロジーとユーザーの関係性を露にし、ユーモアのある切り口と新しい視点を携えた実験的なプロジェクトを数多く手がける。2006年《The Road Movie》がアルス・エレクトロニカ ネット・ヴィジョン部門でゴールデン・ニカ賞を受賞。2012年よりIDPWを組織し「インターネットヤミ市」などを手がける。2015年よりニューヨークに拠点を移す。