1日のうちに数時間しか使わない、かつどの家にもあるお風呂場。広さや使用は様々あると思いますが、”お風呂に入る”以外の使い方をあまり考えることはなかったのではないでしょうか。スペースとして使う、というアイディア以外にも足湯という使い方や、区切られることで家族とのコミュニケーションも実は円滑にいくのでは、というアイディアも素敵です。 きっとこのアイディアを元に色々な人が、それぞれのアイディアを足して様々な事例が生まれるのではと思いこのアイディアを選定しました。

今だからこそ生まれたプロダクトの一例だなと、感じました。 生活様式の変化によって、今後、こういった洋服がスタンダードになるのかもしれないという未来も感じます。 プロダクトの目的としては私のしている「無駄づくり」とシンパシーを感じるのですが、シンプルなアイディアと、プロダクトとプロモーションのデザインなども含めて「これは欲しい……」となるバランス感覚も感動しました。 なににしても、「オンラインミーティングでちゃんとした服着るのめんどいけど、だらしないやつだと思われたくない」というほとんどの人が抱く矛盾をファッションに落とし込み、実際に量産化に向けてスピード感を持って動いているところが素晴らしく、とても尊敬します。

素晴らしいアイデア、素晴らしい実装、そして動作するプロトタイプ。コンテストの対象からではありませんが、今後この素晴らしいプロダクトアイデアと同じプラットフォームをにより付加価値をつけることができればと感じました。