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アイデアヒント

なかなか新しいアイデアが思いつかない!という時のために、このページではアイデア出しのヒントになる情報をご紹介します。

ただ漠然と発想していると、同じ方向性のアイデアばかりが出てきてしまいがちです。アイデアを発想する時は、ある一定の制約のもとで行ったほうがより多くのアイデアが出やすくなります。

そのようなアイデアを出すための制約をまとめたものが「オズボーンの9つのチェックリスト」です。既存の製品やサービスの切り口を変えたり、見方を変えることで、多角的な視点から新しいアイデアを出しやすくする手法です。

アイディア出しに困ったときは、ぜひ参考にしてみてください。

1. 転用

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「他の使い道を考えてみる」

既存の商品やサービスはそのままで、他の使い道の可能性を探るのが「転用」です。

  • 今ある素材や技術を他の分野で使えないか?
  • 今ある製品の形をほぼ変えずに他の使い方ができないか?
  • 今ある製品を違うユーザーに使ってもらえないか?

【事例】

1837年の創業以来、鞍を中心とした馬具をつくる工房だったエルメス。19世紀末に自動車が登場すると、馬車の衰退を見越して鞍づくり技術をファッション分野に転用。自動車旅行に使える丈夫な鞄が評判となり、それが現在の高級ファッションブランドとしてのエルメスに繋がっています。

2. 応用

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「他からアイデアを借りてくる」

他の業種や分野の製品やサービスからアイデアを借りてきて、別の価値を作り出すのが「応用」です。

  • 他分野にマネできる部分はないか?
  • 過去の事例にマネできる部分はないか?
  • 製品の特徴に似た動物や植物はいないか?

【事例】

サイクロン掃除機で有名なダイソン。吸引力の落ちない新しい掃除機の仕組みは、ダイソン氏が近所にある工場の屋根に設置された木くずと空気を分離するサイクロン装置を目にしたことが発想のきっかけでした。

3. 変更

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「色や形などを変えてみる」

既存の商品やサービスの何かを変更することによって、新しい需要が生まれないかと考えるのが「変更」です。

  • 色、形、匂い、感触などを変えたらどうか?
  • 使われる場所を変えたらどうか?
  • 製品の意味を変えたらどうか?

【事例】

衛生用品の分野では白い製品が主流ですが、色を黒に変えただけで売上が伸びたのが「黒い綿棒」です。「取れた汚れがよく見える」という新しい価値を提供して大ヒット商品になりました。

4. 拡大

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「大きくしてみる」

大きくすることによって満たせる需要がないかを考えるのが「拡大」です。

  • より大きく、長く、強く、厚く、重くしたらどうか?
  • 場所、ユーザー、目的を広げたらどうか?
  • 回数、時間を増やしたらどうか?

【事例】

落としても故障しない丈夫な腕時計「G-SHOCK」。精密製品という腕時計のイメージを一新し、敢えて大きく頑丈にすることで大ヒットしました。

5. 縮小

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「小さくしてみる」

小さくすることによって満たせる需要がないかを考えるのが「縮小」です。

  • より小さく、短く、弱く、薄く、軽くしたらどうか?
  • 場所、ユーザー、目的を絞ったらどうか?
  • 回数、時間を減らしたらどうか?

【事例】

音楽の聴き方に革命を起こした「ウォークマン」。従来のテープレコーダーから再生することだけに機能を絞り、小型化することで「音楽を持ち運ぶ」というスタイルを生み出しました。

6. 代用

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「他のもので代用してみる」

既存の商品やサービスの何かを別のもので代用することで、新しい需要が生まれないかと考えるのが「代用」です。

  • 素材を他のもので代用したらどうか?
  • 製法を他のもので代用したらどうか?
  • 使用方法、場所を他のもので代用したらどうか?

【事例】

たばこの常識を変えた加熱式たばこ「IQOS」。火の代わりに熱を使用することで灰や煙が出ないタバコを実現し、新しい需要を生み出しました。

7. 置換

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「入れ替えてみる」

既存の商品やサービスの構成要素をバラバラにして組み立て直すことで、新しいものが生まれないかと考えるのが「置換」です。

  • 順序、順番を変えたらどうか?
  • 組み合わせを変えたらどうか?
  • 別の言葉に置き換えたらどうか?

【事例】

従来、眼鏡に求められる機能は視力矯正であり、眼鏡専門店が扱う主力商品は度のついた眼鏡でした。しかし、JINSはパソコンによる目の疲労を軽減する眼鏡など、それまでになかった機能を打ち出したメガネを展開し、アイウェア市場を拡大しました。

8. 逆転

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「逆にしてみる」

既存の商品やサービスの構成要素や概念を逆にすることで、新しい需要は生まれないかと考えるのが「逆転」です。

  • 上下、左右、前後、表裏、順序を逆にしたらどうか?
  • 否定的だったものを肯定的に捉えたらどうか?
  • 役割を逆にしたらどうか?

【事例】

従来、安定性や歩きやすさが重視されてきた靴。しかし、靴底をあえて不安定な形に成形し、歩きにくくすることで大ヒットしたのがReebokの「イージートーン」です。「不安定だからこそ体幹が鍛えられる」という否定から肯定への逆転の発想がヒットに繋がりました。

9. 結合

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「組み合わせてみる」

別々のものを合体させたり結合することによって、新しいものが生まれないかと考えるのが「結合」です。

  • 複数のものを1つにまとめたらどうか?
  • 今ある製品に何かプラスしたらどうか?
  • 古いものと新しいものを組み合わせたらどうか?

【事例】

iPhoneはデジタルオーディオプレーヤーであるiPod、携帯電話、インターネットや電子メールの送受信等が行える携帯情報端末、これら3つの機能を併せ持った機器として登場。2007年にAppleが最初のiPhoneを発売すると、全く新しい市場が生まれました。

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