植物のように「水やりをする」加湿器。
加湿器は空間を潤すためのプロダクトだが、それに水を補充する行為はひどく無機質な行為だ。
水の補充という、加湿器に必要不可欠な行為を植物の水やりに例えることで、空間だけではなく心にも潤いを与えるプロダクトになる。
中央の管の水位は空間の湿度を表している。
湿度が下がると水位も下がり、加湿器はしおれた植物のように水を求める。
また、土台上部はメッシュ状になっており、土に水をやるようにどこからでも水を注ぐことができる。
植物を模すことで、ユーザーに「水をあげたい」と自発的に思ってもらえるようなデザイン。
水の補充作業を、世話をするような感覚で行うことで、無機質な電化製品を人の営みの中にフィットさせる。
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2020/12/23(水) Updated