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応募プロジェクト・アイデアのタイトル(日英併記)
open material
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応募プロジェクト・アイデアの紹介動画URL(5分以内)
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応募プロジェクト・アイデアの詳細説明(日英併記)
本プロジェクトは、掲出から2週間で廃棄される屋外広告の役割寿命を本来の素材寿命である10年に最大化させ、新たに社会へ循環させるサーキュラーデザインのための仕組みです。再生紙やペットボトルなどのようにエネルギーコストをかけて「資源化」するのではなく、素材に新しい役割を与えることで「素材化」していきます。しかしながら、いずれの屋外広告にもモデル等の権利が絡んでいることから、広告にかかる知的財産が大きな課題となっています。「素材化」するためにステークホルダー全てから権利許諾を得るのは難しく、 たとえ権利取得に動いたとしても膨大な時間がかかる上に、その間に広告は廃棄されてしまいます。この課題を解決するため私たちが生み出したアイデアは、役割寿命を終えた屋外広告に「重畳印刷」を施すということです。これは、ハードルとなる広告の知的財産を完全に隠すことができる印刷技法です。
この技術を本プロジェクトのスキームに取り入れることで「素材化」が可能となり、寿命ギャップの解消と廃棄される際のエネルギー消費を低減させることで、新たな素材として社会へ循環させるサーキュラーデザインとしての仕組みを立ち上げました。
This project is a circular design ecosystem for outdoor advertising. Currently, non-digital outdoor advertisements are used only once and discarded two weeks after being displayed. We collect and process them with special technology to make them reusable, extending the lifespan of outdoor advertising to 10 years, the original useful life of the material.
The used outdoor advertisements are discarded due to intellectual property rights. Our idea is to print a secret pattern on the used outdoor ads, thereby completely hiding the IP that existed on them. This will enable the reuse of outdoor ads. -
キーワード
#sustainable #material
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応募プロジェクト・アイデアのWebサイトがありましたら、URLをご記入ください。
https://openmaterial.jp/
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【特別賞】「地域資源の活用」として、素材や知見などの、地域資源をどのように活用して、課題に取り組んでいるか。(日英併記)
都市型サーキュラーには、廃棄量低減や利活用の手段だけでなく、著作権などの知的財産権が関わってきます。権利を保護する知財が、利活用する際には障害となり、利活用が進んでいないのが現状です。
屋外広告の利活用の障害となる知財をグラフィック技法で隠すことで、広告を生み出すデザイナーだからこそ屋外広告の廃棄問題に向き合うことができ、都市型サーキュラーへの前進と今後の広告の在り方や新しい価値を生み出します。
Intellectual property rights are an issue in urban circulars, and reuse is not taking place.
It is necessary to face the issue of disposal of outdoor advertising because it is the designers who create the ads.
By using graphic techniques to hide intellectual property, we will advance urban circulars and create a stir in the future of advertising. -
【特別賞】「コミュニティから始まり、持続される」として、地域コミュニティでの活動を通じて、どのようにその活動を持続させているか。
東京・渋谷エリアでは年間約20~30tの掲出されている屋外広告の廃棄量を大幅に減らしていきます。駅前エリアに展開している施設や企業など6社と連携し、広告物の回収、素材化、利活用を進め、東京・渋谷駅前エリアの屋外広告の廃棄を30%削減を目指します。また、広告デザインが完全に隠れる地紋の密度やパターンを機械学習させ、自動生成させるシステム構築も目指します。
Working with six companies and facilities in the Shibuya station area, the project aims to reduce by 30% the amount of outdoor advertising waste, which is approximately 20~30 tons per year.
The project also aims to build a system that automatically generates designs and densities of patterns that completely hide advertising designs through machine learning. -
【特別賞】「天然資源の再生」どのように廃棄物や汚染を排除し、天然資源を再生しているか。
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捨てないを創造する、循環型クリエイティブ。使えるのに、捨てている…。
リサイクルやリユース、アップサイクルなどで廃棄されるものに次のライフサイクルを提案する動きが世界的に行われています。人々の社会経済活動によって生まれ、社会を一度経由した素材の発見、発掘、再利用するという循環をつくっていきます。
本プロジェクトは、掲出から2週間で廃棄される屋外広告の役割寿命を本来の素材寿命である10年に最大化させ、新たに社会へ循環させるサーキュラーデザインのための仕組みです。具体的には、ターポリン素材でできた屋外広告の役割寿命と素材寿命のギャップを埋めるため、サーキュラーデザインの観点から、回収・素材化・利活用のエコシステムの構築を完成させました。
リサイクルやリユース、アップサイクルなどで廃棄されるものに次のライフサイクルを提案する動きが世界的に行われています。人々の社会経済活動によって生まれ、社会を一度経由した素材の発見、発掘、再利用するという循環をつくっていきます。
本プロジェクトは、掲出から2週間で廃棄される屋外広告の役割寿命を本来の素材寿命である10年に最大化させ、新たに社会へ循環させるサーキュラーデザインのための仕組みです。具体的には、ターポリン素材でできた屋外広告の役割寿命と素材寿命のギャップを埋めるため、サーキュラーデザインの観点から、回収・素材化・利活用のエコシステムの構築を完成させました。