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予期せぬお見合い by Toranari Miyada

その他
公園で生まれ2年間、親元を離れ自給自足の生活を送っていた。いつものように園内をパトロールしていた。お気に入りの場所で休憩しようと訪れた先には、自然界では(少なくとも園内では)見たことのない鮮やかな「モノ」があった。正体もわからぬまま一目惚れしてしまったのだ。虜にされ身動きが取れず一晩経ってしまった。「デートに誘おうか」気持ちは固まった。

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