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窓際の船着場に残された夜(They Already Departed From The Midnight Wharf)

美術 / イラスト
「窓辺の船着場を発った
あの船に
乗る事が出来ない理由を
僕は知っているし、
名残惜しさも感じているけれど
その後姿を僕は追わない。
コンペイトウの
散りばめられた
真夜中の野原、
望遠鏡の周りには
今夜はビー玉のような
小惑星達が
集まっている。
眼の前に広がるこの風景。
それが見えているのだから
僕はきっと悲しくない。」

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A4(210×297)サイズの水彩紙に
水彩絵の具、水彩色鉛筆で描いたもの。
どちらかと言えば「静か」で「寂しい」夜の絵となる筈が
コンペイトウのお陰で一気に「賑やか」で「カラフル」な
絵になってしまったような気がします。(苦笑)
「コンペイトウの野原」と「旧型電車」(と「望遠鏡」)の
組み合わせについては昨年思い浮かんでいたものの、
中々上手く組み合わせられずそのまま保留にしていたのですけど、
「窓際の船着場」とその乗り場への階段を
加える事で上手い具合に纏める事が出来たと
思っております。

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