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説明文
トリカルネットを編み込むことで作る家具シリーズです。プラスチックは生活の中で最も多く目にする機会が多い素材のひとつであり、「継ぎ目のない網目」という機能的な特徴を活用して落下防止用のネット等に用いられているトリカルネットに着目しました。通常は階段の手摺等の支持材に固定される形で用いられていますが、今回はトリカルネットのもうひとつの特徴である「縦方向と横方向の強度が均一」という特徴を活かして家具に転用することを考えました。ネット同士を編み込んで構造的な強度を増幅させることで、樹脂の「軽さ」を持ったまま「強度」がある、繰り返し組立て可能な家具を構成しました。ネット同士はお互いの網目を用いて編み込むだけで固定が可能な為ビスや接着剤を必要とせず、何度でも組み立てたり解体することができます。また、網目状のネットはハサミで簡単に切ることができる為、サイズや組み立て方に可変性を持たせることで、様々なプロダクトへの拡張性を内包させました。
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制作物の柔軟性(Flexibility)についてご記入ください。
トリカルネットのグリッド形状を活かして互いに切れ目を入れて編み込むことで、接着剤やビスを使わずに組み立て・解体が可能な柔軟性の高い家具を構成しました。ネットは自由な大きさにカットできるため、用途に応じてサイズや形状を調整しやすく、さまざまな空間やプロダクトへの展開が可能です。また、工具を使わずに簡単に解体できる構造のため、運搬や再設置も容易で、環境の変化に応じて柔軟に対応できる設計としました。
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