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ころぽっくる。光に遊ぶ。

その他
知床にある遠音別岳の麓、道なき道を掻き分け、そこを冒険中に見た木洩れ日と生い茂るフキの原に感じた温かい気配にイメージした絵です。『コロポックル』は北海道のアイヌに伝わる民話に登場する小人や妖精としてあつかわれることのある存在、実在したある地域のアイヌとの説もありますが。私は「フキの綿毛」と「フキノトウ」をモチーフに彼らを描いてみました。この絵の中ではどこまでも続く巨大なフキの森に住んでいます。聖域のような空気のある知床の奥地、いつか本当に出会いたいものです。

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