CREATIVES

音でつながるプロジェクト

【ステートメント】
私たちは、音を掴むことができない。
音はカタチを変えて、私たちの周りを漂っている。

記憶も同じだ。
放っておけば薄れてしまう記憶も、何かの拍子で鮮明に蘇ることがある。

自分も、自分を囲むこの街も、きっと変わっていく。
私はComoNeで、対話を通して「記憶としての音」をアーカイブする場を提案する。

誰かのお気に入りの場所。誰かが初めて出会った場所。
数年後には消えてしまうかもしれないその場所の音を、その人の言葉と共に記録する。

音は、アーティストとしての経験を活かした「立体音響」として。
対話は、アートコミュニケータとしての経験を活かした「心理的安全性」のある場で。

集められた「個人の音」は、アーカイブされ、誰かの耳に届くことで「作品」へと昇華される。
それはやがて、個人の記憶を超えた「普遍的なサウンドスケープ」として、みんなの心に残り続けるだろう。

マルセル・プルーストは、五感から無意識に呼び起こされる「実感する記憶」について言及した。
私は、その個人的な記憶を「みんなのもの」へと繋ぎたい。
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プロジェクト概要
【何を探究するのか?】
「個人の記憶」に紐付いた特定の場所の音を採集し、それを「社会の共有資産(普遍的なサウンドスケープ)」としてアーカイブするプロセスを探究します。

【なぜ探究するのか?】
都市の変容と共に失われる「音の記憶」を、立体音響技術と対話の手法を用いて保存し、インターネットを通じて誰もがアクセス可能にすることで、他者との新たな共感の接点を作るためです。

【どのように探究するのか?】
1. 募集・対話: インターネット(SNS・Web)とComoNe内の屋台展示(Project Material)の両輪で、「記憶の場所」とそれにまつわるエピソードを持つ人を広く募ります。
2. 採集・アーカイブ:寄せられた情報をもとに現地へ赴き、立体音響(3Dオーディオ)でその場の空気を記録。音と記憶を紐付けたデジタルアーカイブを構築します。
3. 体験・深化:アーカイブの公開に加え、「音の対話型鑑賞会」を開催。音を聴きながら参加者同士で記憶や感覚を共有し、個人の音を「みんなの物語」へと広げる場を作ります。


※提出したStep 1~3の画像は、本プロジェクトのコンセプトを具体的に伝えるためのイメージ図であり、生成AI(Gemini)を活用して作成したものです。

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