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ハレを演出する、漆と鼈甲を融合し象眼したパーティバッグ

その他
ハレを演出する、漆と鼈甲を融合し象眼したシンプルでミニマルで精美なパーティバッグを創りたい。
東京の伝統工芸の漆、鼈甲細工、蒔絵などと3Dモデリングの精度を活かした精緻な技術で未来にむけた逸品を協業したい。

川越仁恵学芸員が言う。
「江戸東京の伝統工芸の特徴は・すっきりとシンプル、 ・居宅の狭さゆえ、サイズがミニマル ・微細な差を楽しむ鋭敏な色彩感覚 この3つが大きな特徴だという。また、現代生活にもマッチする感性で、86年の歴史ある美術館のシンボルとなるような、洗練されたプロダクトを東京の伝統工芸に現代のライフスタイルにあう商品を求るともいう。そして、東京都の伝統工芸職人と、デザイナーがコラボレーションで新しい美術館オリジナル商品を生み出すプロジェクトを結実したいという。私も同感である。さらに、現代のライフスタイルに合った商品のアイデアを必要とする伝統工芸の職人と、「協働」して、新たな伝統工芸品を創出したい。

東京都美術館から、日本へ、そして世界へ。「未来の伝統」となる美しいミュージアム商品をつくることの機会を戴いたことを感謝して、
東京の文化やデザインを世界中から注目され、受け入れられる逸品を共創したいと望む。

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