紫イモクッキー～いも男に包まれて～

美しいというイメージを強く持つ瀬戸内の中で、「綺麗！」と言われるようなデザインをあえて避け、目立たせるようにしました。箱全体を包む紫いものキャラクター「いも男」は、リピーターにご年配女性が多いそうなのであまり派手なものは避け、親しみやすい｢キャラクター｣を使用することでより多くの層へ興味を持ってもらえるようにしました。素朴な甘さが特徴ということで、いも男の顔も唇を強調した甘いベイビーフェイスにしました。お孫さんやお子さんと「変なのー｣や｢かわいい！｣と会話に花が咲いてくれれば、というささやかな願いが込めてあります。箱全体は「いも男」の体になっています。手にとって箱全体を眺めた時の面白さや、紫いもを手に取っているように見せるためこのようにしました。箱の蓋をあけると紫いもの中身をイメージした濃い紫色が現れ、『着色料を一切使っていない紫いも特融の紫色である』ということを表現しました。正四角形に近い形の箱にしたのは、食べ終えたらただのゴミとしてではなく、小物入れや小さな子供への工作などに使って貰えたらいいなと思ったからです。