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つnagaる

瀬戸内海は古くから海上交通路としてさまざまな交流(繋がり)の重要な役割を果たしてきました。
現在では瀬戸内国際芸術祭という新たな手段で、新しい交流(繋がり)の場を作り上げ、さらに古き良きものや芸術、自然の美しさという、現代の人々に忘れ去られがちなものを想起する役割も果たしています。
一見虫食いになっている紅芋の葉は、産地である玉野市と芸術祭の開催地をかたどり、着色料が不使用で、美味しい素朴なクッキーである事を、遊び心を感じさせながら表しています。また、その葉がつるで繋がり合う表現と、形態を角がない円筒にしたことで、芸術祭によって瀬戸内地域のみならず、全国、世界が繋がっていく事を表現しました。

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