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かいじゅうの作ったアクセサリー

その他
美しいブルーをまとう。
これまでは室内にあることが多かったであろうボトルを、アクセサリーに変えて
外に連れ出してもらうことで、ひとに寄り添うものとして新たに生まれ変わらせる。
かいじゅうの作ったアクセサリーというコンセプトで、
ぶっきらぼうで有機的な表情のあるガラスに変える。
これまでと違った形を与えられたガラスは、光を受けて
キラキラと身に付ける人をも輝かせるだろう。


『ある日かいじゅうは海を散歩していると
 とてもきれいな蒼色の ビンのかけらを見つけました。
 それは光に反射してキラキラしていて
 太陽にかざしてみると 蒼い色はいっそう蒼く見えました。
 かいじゅうはこれがとても気に入りました。

 あまりにきれいだったので
 大好きなあの子にプレゼントしようと思いました。

 かいじゅうはとても怪力だったので
 あの子が怪我をしないように
 そのビンのかけらを
 丸めたり、ふんずけたり、穴をあけたりしてみました。

 蒼くうつくしいガラスは、
 それでもきれいなガラスのままで
 すてきなアクセサリーになりました。』

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