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視小説#060

CG / Illustration
「視小説」と題して番号を振った作品も140枚ほどになった。習作の域を出ないものの思い入れがあって捨てがたいレベル(仮にCランクとする)、ウェブ等で公開して差し支えないレベル(B)、ギャラリー等で展示・販売可能なレベル(A)といろいろである。

「これらの絵に描かれていることは、ある同じ日、同じ時刻に一斉に起きた出来事であって、その一瞬に起きうることを可能な限り描き続ける」といった妄想を、最近なんとなく思いついた。

ある一瞬の可能性を描き尽くすことなど何年かけても無理に決まっているのだが、到達不能なコンセプトを設定して描くことには、なんとも言えず心躍るものがあるようだ。

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