イナズマパーク

本作品「イナズマパーク・システム」はウェブ（Javaアプレット）を使い、実際の街や名所などを「キャラクター化」しコミカルに再現するシステム一式です。
世界遺産に登録された和歌山県・高野路などへの導入も交渉（紹介映像や体験版で公開中です）。

あえてデフォルメした、ちょっと愛らしい「ゆる・世界」でいろいろな場所を再現すると、ユーザの不安やとまどいも軽減され「本物を見てみたい」という気持ちになってきます。そうすれば目標達成です。キャラクター化してある「本物」を眺めていると、やはり「生で見たい」との雰囲気になってきます。

本システムは、地域活性化は元より、名所をキャラクター画面で見まわし、どんな観光ルートにするのか決める等、様々な活用方法が考えられます。「ゆるキャラ」が観光大使になるケースもあり、本システムの「ゆるマップ」は興味本位であっても告知効果につながります。
　
システムには名所の画像付ガイド機能、名所にちなんだゲームの演出、お店（土産物店）の運営機能（オンラインショッピングです）、そしてサーバを可動させれば単語学習型で、あらかじめ言葉を覚えさせ観光ガイド役もできうるAI（人工知能）キャラクターとの会話や、他のユーザとの会話、リアルタイムな動きがブラウザ上で見られます。
マップエディタなど「ゆるマップ」「お店」の更新を手伝う機能もシステムの一部です。独自テーマパークでは可能性を探っています。

（制作2年、2002年ごろ稼働、運営、2012年度に論文掲載にて区切りとしています）