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HOled

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金属はどこに目を向けても必ず見つけられるような普遍的な素材として私たちの暮らしに溶け込んでいる。しかし、その中でもパンチングメタルという素材はその「孔があいている」という機能的な側面が多く注目され、水切りやスピーカーホール、公共施設の視線緩和塀など機能面を推しだした使われ方が目立つ。
今回はそんなパンチングメタルが持つ情緒的な側面に着目し活かすことで、より密接に私たちの暮らしに近づけることを目的とした。
とりあげる魅力として、パンチングメタルが持つ「軽さ」と「モアレ」という2つを助長し、パンチングメタルが主役となる照明をデザインした。
シェードを吊った支柱はやじろべえと同様の構造で、 2組のシェードは揺れながら回転し自然に動く事で「軽さ」が伝えらると共に、木漏れ日のような美しい光を放つ。
数々の孔の種類と組み合わせの検討を重ね、シェードは丸孔で構成された柄全体を4°傾斜させたものと、
三角孔で構成されるパターンの2つを重ねることで軽やかな縞柄の「モアレ」が生まれる。
この「軽さ」と「モアレ」によって、パンチングメタルに新しい視覚的な価値を与え、従来の金属のイメージにはないような有機的な印象を与える照明が完成した。

object 01

HOled

Compact Case

Keycase

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