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応募プロジェクト・アイデアのタイトル(日英併記)
コーヒーかす鉛筆 / used coffee grounds pencil
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応募プロジェクト・アイデアの紹介動画URL(5分以内)
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応募プロジェクト・アイデアの詳細説明(日英併記)
お茶のイメージが強い日本ですが、なんとコーヒー消費量が世界4位になるほど日本はコーヒー消費大国であります。そんな日本では年間で約42万トンのコーヒーが消費されています。
オスの像が大体6トンくらいになると言われるので、単純に計算すると7000万頭分になります。
その大量のコーヒーかすですが、ゴミとして埋める埋立地としてかなりの面積が必要になります。
さらに、コーヒーかすが腐敗して温室効果の高いメタンガスや二酸化炭素を生成する事も地球環境に悪影響を与えると考えられています。
このような状況がある中で、学生である我々は何ができるのか。
そこで我々はコーヒーかすを固めて、鉛筆を作成することにしました。
まずコーヒーかすをフライパンで炒って水分を飛ばした後、ろうを溶かしてコーヒーかすと混ぜます。3Dプリンターで作成した型にろうとコーヒーを流し込み冷蔵庫で30分冷やすと1本の鉛筆が完成します。
2023年3月には、神奈川大学内にあるファブラボみなとみらいで、子供向けにコーヒーかす鉛筆を作成するワークショップを実施し、10組ほどの参加者と一緒にサーキュラーエコノミーについて考えました。
We are 4th year students of Kanagawa University.
In Japan, people consume about 420,000 tons of coffee annually, and most of them are disposed. When coffee grounds are landfilled, we need vast lands. Moreover, if we incinerate them, large amount of methane gas and carbon dioxide are emitted, which contribute to global warming.
We started trying to find a solution of the disposal of large amounts of coffee grounds, and we came up with making pencils using coffee grounds. We collected used coffee grounds from cafes around the university and tried to create pencil body.
We started to think about how to mold the body. Since we didn't make the process complicated and expensive, we prepared candle wax to make the body.
We made a mold with 3D printer and experimented mixture of coffee grounds and candle wax. As a result, we found that mixing twice as much powder as candle wax would produce a hard body. Freezing the mixture in the refrigerator for 30 minutes, we succeeded in making a coffee grounds pencil.
In 2023, we held a workshop to share how to make the pencils and to learn about the idea of circular economy at FabLab Minatomirai. Around 10 children participated in the event. We demonstrated how to make the pencils and introduce children the concept of circular economy. Through this event, we learned the importance of circular design together and had a great opportunity to practice our idea. -
審査のポイントである3つのP(for People, for Planet, for Profit)について、あなたのプロジェクトや活動ではどのような取り組みをしていますか?
本コンテストの「3つのP」のうち「for Profit」に関して、我々の作品が社会にサーキュラー絵のコミーの概念を普及する一歩になればと考えました。
鉛筆というものは、勉強したり絵を描いたり、誰しもが必ず一度は使った事があるものであると考えます。子供から高齢者まで、誰にでも馴染み深い鉛筆というものにコーヒーかすを生まれ変わらせることによって、社会全体でサーキュラーエコノミーについて考えるきっかけを提供できるないかと考えました。
また「for people」の観点では、形だけのものではなく、しっかり使えるものを作ろうと心がけました。この鉛筆は実際に握れるような硬さに、そして削れるように設計されています。子供向けワークショップを開催した際は、子供達が作成した鉛筆で実際にお絵かきをしてもらいました。このように本当に使えるものでないと、サーキュラーエコノミーの実践には程遠くなると考えます。
更に「for Planet」の観点からすると、「コーヒーかす」という廃棄されるだけになってしまっていたもの自体を活用することで、廃棄物を減らせるだけでなく、廃棄される際に使われていた土地を守ったり、焼却時の排気ガスを削減したりすることにも繋がります。
As for the “for Profit” among the “3 P's” of this contest, we hoped that our work would be a step forward in spreading the concept of circular economy in society.
We believe that everyone has used a pencil at least once, whether for studying or drawing. We thought that we could provide an opportunity for society to think about the circular economy by making coffee grounds pencils familiar to everyone, from children to the elderly.
From the perspective of “for people,” we tried to create the pencil that is not only a formality, but also something that can be used. The pencils are designed to be hard enough to grip and sharpen. When we held a workshop for children, children drew with the pencils they created and show us their art. We believe that it is important to create something truly usable like these pencils to practice the circular economy.
Furthermore, from a “for Planet” perspective, utilizing the “coffee grounds” themselves which used to just be discarded, not only reduces waste, but also protects the land used for disposal and reduces exhaust emissions during incineration. -
キーワード
#coffee #stationery #upcycling
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【特別賞】「自然が新たな循環を生み出す力」あなたの取り組みは、どのようにして自然が廃棄物を貴重な資源に変換する能力を高めたり、あるいは支えたりしていますか?あなたの取り組みは、どのようにしてネイチャーポジティブな手法を取り入れ、従来の産業慣習を変革させていますか?(日英併記)
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【特別賞】「エコシステムの再生」あなたの取り組みは、どのようにして人々にインスピレーションを与え、エコシステムの回復と安定化に貢献していますか?(日英併記)
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【特別賞】 「教育とストーリーテリング」あなたの取り組みは、複雑なバイオエコノミーの概念をどのようにしてわかりやすく、そして魅力的にしていますか?(日英併記)
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コーヒーかす鉛筆
世界中で愛される飲み物のコーヒーですが、日本では年間約42万トンのコーヒーかすが廃棄されるなど、抽出した後のコーヒーかすが環境への負荷となっています。そんなコーヒーかすを活用できないかと、かすを固めてボディとした鉛筆を作成しました。