Sasebo Shoreline sculpture

https://soundcloud.com/sayoooooh/shoreline

佐世保の街で録音された日常の音を素材に、音楽へと彫刻しました。
松浦鉄道の踏切のリズムは旋律に変わり、朝の会話はループされメロディを奏でます。外国人バー街のざわめきと朝のベルは、ドラムラックのビートとなりました。
音を削り、形作るうちに、表面では聞き取れなかった響きが姿を現します。 それは街が秘めていたもうひとつの声であり、見えなかった風景です。
私にとって未知の街である佐世保は、音を通して初めて立体的に姿を現しました。
「Shoreline 混ざる、響く」というテーマのもと、日常の音が異なる層で混ざり合い、ひとつのサウンドスカルプチュアとなることを目指しました。