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天使と悪魔
お前には今何が見えている?
私には何も見えていない。
貴方に目を奪われた。
そのうち耳も、あらゆる感覚も、貴方が奪っていくのでしょう。
それでも私は恐くはない。
それでも私は悲しくない。
私は貴方に愛されたこの身を憎むでしょう。
けれども私は、貴方を愛しているのです。
未来永劫、二度と輝くことのないこの身を、愛しくさえ思っているのです。
闇の道を貴方が手を引いてくれるなら、私はどこまでもついて逝きましょう。
ああ、愛しい私の天使よ。
何故私は闇に生まれてしまったのだろうか。
何故私はお前を愛してしまったのだろうか。
お前をすべて私のものにしてしまった。
お前はもう、自ら声を発することも、動くこともできない。
ああ、それでも私は、気が狂わんばかりにお前を愛してしまった!
闇と光がまじりあう、その中を
どこまでも鈍い光の膜が包み込む柔らかい
あるいは刺々しい
それでも幸福という名の海をどこまでもただようふたりは
美しい黒鳥と白鳥 夢の
夢の世界の物語。
私には何も見えていない。
貴方に目を奪われた。
そのうち耳も、あらゆる感覚も、貴方が奪っていくのでしょう。
それでも私は恐くはない。
それでも私は悲しくない。
私は貴方に愛されたこの身を憎むでしょう。
けれども私は、貴方を愛しているのです。
未来永劫、二度と輝くことのないこの身を、愛しくさえ思っているのです。
闇の道を貴方が手を引いてくれるなら、私はどこまでもついて逝きましょう。
ああ、愛しい私の天使よ。
何故私は闇に生まれてしまったのだろうか。
何故私はお前を愛してしまったのだろうか。
お前をすべて私のものにしてしまった。
お前はもう、自ら声を発することも、動くこともできない。
ああ、それでも私は、気が狂わんばかりにお前を愛してしまった!
闇と光がまじりあう、その中を
どこまでも鈍い光の膜が包み込む柔らかい
あるいは刺々しい
それでも幸福という名の海をどこまでもただようふたりは
美しい黒鳥と白鳥 夢の
夢の世界の物語。
