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「午前三時の永遠」(視小説#160)

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「このままじゃ人として全然ダメなんじゃないか」と長年思い続けてきた自分の欠落部分が、振り返ってみて、実は人生を豊かにするための貴重な肥やしだったのだと、四十を過ぎて気づくようになった。
「自分には価値がない」とか「消えてしまいたい」とか思う人は、誰にも見せる必要なんかないから、とりあえず自分のためだけに何かひとつ創ってみるといい。別に褒めてもらうために生きてるわけじゃない、そう思えるようになったらしめたもの。

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