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シーラカンスの瞑想

10歳のこどもが描いたシーラカンスのらくがきにインスパイアされ制作した。深海の情景は、万華鏡の写真やドローイングを組み合わせ描いた。古代の姿そのままで生きながらえて来たシーラカンスは、変わらぬ生命としての純粋性。一方、深海に見え隠れする万華鏡は、様々な権力者のもとで栄枯盛衰を繰り返す、欲望曼荼羅を表現したもの。フォントで表現したのは、作品の生命力・臨場感を増幅する音楽のタイトルで、「ショパン バラッド ト短調1楽章 作品番号23」を著す。

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