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Button.
会津大で催される文化祭——蒼翔祭にて発表するため、M-Project 内のチームの1つである Team:Clutch の四人で製作を行いました。表のテーマでは「妖怪」と「壊れる」を。裏のテーマでは「臓器移植」を掲げており、不気味さを演出できるよう企画していきました。表のテーマと裏のテーマのどちらも言葉にも不気味な雰囲気をまとっている上に、裏のテーマは更に生々しい印象をかもし出しています。
今回、不気味さこそ受け手に伝えたいと思いましたが、肉の持つ生々しさは不気味さを容易に超えて恐怖すら与えかねません。それを避けるため、登場キャラクター達は命ある人形という形にしました。臓器という生々しい物をボタンという形に落としこむことで、受け手にその印象を強く与えないようにしたわけです。また、キャラクター達はどちらかと言うと子供向けの造形をしているかもしれません。これも、見た目の不気味さを直接表現するのではなく、行動の不気味さ、つまり映像としての不気味さを表現するのに一役買ってくれたように思います。そんなキャラクターたちが胸にボタンを携えて動きます。ボタンを臓器の隠喩とすることで、生と死をボタンの有り無しで表現することが出来るようになりました。皆のボタンの一部を組み合わせ、新たなボタンを生み出すという形で「臓器移植」のテーマの回収しています。
最後に、この作品は不気味さの演出のためにあえて人形たちに表情をつけていません。生きていても死んでいても表情が変わらない。そこに生と死の曖昧さを感じて、首の後ろにもやもやとぬるいものが残ってくれればいいなと考えています。
今回、不気味さこそ受け手に伝えたいと思いましたが、肉の持つ生々しさは不気味さを容易に超えて恐怖すら与えかねません。それを避けるため、登場キャラクター達は命ある人形という形にしました。臓器という生々しい物をボタンという形に落としこむことで、受け手にその印象を強く与えないようにしたわけです。また、キャラクター達はどちらかと言うと子供向けの造形をしているかもしれません。これも、見た目の不気味さを直接表現するのではなく、行動の不気味さ、つまり映像としての不気味さを表現するのに一役買ってくれたように思います。そんなキャラクターたちが胸にボタンを携えて動きます。ボタンを臓器の隠喩とすることで、生と死をボタンの有り無しで表現することが出来るようになりました。皆のボタンの一部を組み合わせ、新たなボタンを生み出すという形で「臓器移植」のテーマの回収しています。
最後に、この作品は不気味さの演出のためにあえて人形たちに表情をつけていません。生きていても死んでいても表情が変わらない。そこに生と死の曖昧さを感じて、首の後ろにもやもやとぬるいものが残ってくれればいいなと考えています。



