ココロオドル共創の旅へ。生野区と共に。
今年で3年目となる生野ものづくりタウン事業。
「つくる。つたえる。おもしろがる。」をコンセプトに大阪市生野区のものづくり企業5社と
新たなものづくりに挑戦し、まだ見ぬ共創を生み出すプロジェクトです。
個性あふれる5社とともに、ココロオドル瞬間を共有するデザインパートナーを募集します。
生野ものづくりタウン事業(IMT)とは?

生野ものづくりタウン事業(IMT)は、ものづくり企業と、地域内外から招き入れたクリエイターが協業し、新商品・サービス開発に向けて、互いにものづくりを面白がりながら進めるプロジェクトです。
プロジェクトの発信を通じて、大阪市生野区のものづくりの魅力を伝え、さらにものづくりを面白がる人々を招き入れることで、地域ブランディングと地域活性化をめざします。
生野ものづくりタウン事業公式ウェブサイト:https://ikunomonotown.com
募集テーマ
つくり手もつかい手も”ココロオドル”プロダクト
今回のテーマは、『つくり手もつかい手も”ココロオドル”プロダクト』。
つまり、つくり手がその創造過程で大きな喜びを感じ、使う人がそのプロダクトを手にした瞬間に心が弾むような、そんな特別なプロダクトを生み出すことをめざします。
生野ものづくりタウン事業(通称:IMT)は、「つくる。つたえる。おもしろがる。」というコンセプトのもと、新しいものづくりに挑戦する中で企業とデザインパートナーが一緒に「ココロオドル」瞬間を共有しながら駆け抜けるプロジェクトをめざしています。
ものづくりは本来、ワクワクするもの。
つくり手やつかい手など関わる全ての人たちが「ココロオドル」。
そんなプロダクトアイデアを募集します。
「ココロオドル」プロダクトとは?
- つくることが楽しくなる
- つかうたびに楽しさを感じることができる
- これからの可能性を感じる
対象企業
企業ごとにプロダクトアイデアを募集します。
※応募点数に制限はありません。複数の企業への応募も可能です。
対象企業 | 主な技術や商材 | テーマ(作りたいプロダクト) |
大林縫製有限会社 |
| 過去のスタンダードと現代の感性を融合させた常識を覆す縫製加工品 |
大栗紙工株式会社 |
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有限会社高麗食品 |
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株式会社タツミカセイ |
| 熱硬化性プラスチックの魅力を活かした暮らしに溶け込むプロダクト |
BIGONES |
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参加のメリット
- フィールドリサーチへのご招待
※訪問先:広島県福山市(渡航費・宿泊費は主催者側で実費負担ただし、グループ参加の場合の主催負担は1名までとします。1名を超えた分の実費は参加者にご負担いただきます。)
- プロジェクトを通して、生野区役所や生野区の企業とのコネクションができる。
- 豊富な経験を持つメンターからアドバイスを受けることができる。
ロイヤリティ契約(プロダクト化した場合、下代の5%)
※本プロジェクトにおけるプロダクト化に限ります。
※実際の契約条件については、協業決定後に企業と応募者との交渉により決定します。
こんな方におすすめ
- 新しい分野に挑戦したい
- ものづくりの分野で活躍したい
- 行政主導のプロジェクトで新たなものづくりに挑戦したい
- カタチのデザインだけでなく、ブランディングも行いたい
- 商品のデザインだけでなく、販路などサービスデザインにも挑戦したい
全体スケジュール
プロダクトアイデア公募
7月1日(火)〜8月29日(金)
MEETUP IKUNO!in Tokyo
7月31日(木)18:00〜20:00
MEETUP IKUNO!in Osaka
8月6日(水)18:00〜20:00
応募締め切り
8月29日(金)23:59
3名の審査員による1次審査
9月3日(水)
※1次審査通過者には、9月5日(金)までにメールにて個別にお知らせいたします。
事業者による2次審査
9月10日(水)午前
※1次審査を通過された方はオンラインで事業者との2次審査になります。
審査結果発表
9月12日(金)予定
※メールにて個別に採択をお知らせします。また本AWRDにて発表を行います。
プロダクト開発のためのフィールドリサーチ
9月29日(月)〜9月30日(火)
※新しいものづくり探究のために、参加企業と共に広島県福山市へ訪問しフィールドリサーチを行います。
※採択されたクリエイターの皆様は必須参加となります。
プロダクト開発期間
10月上旬〜2月中旬
メンター3名とのアイデアブラッシュアップ(中間報告会)
11月4日(火)13:00〜16:00
※プロダクト開発の進捗報告、メンターとのアイデアブラッシュアップを行います。
※オンライン環境あり。
共有会
12月15日(月)13:00〜15:00
※IMT1〜3期生の参加企業同士で進捗報告を行います。
※オンライン環境あり。
プレプレゼン
2026年2月16日(月)13:00〜15:00
※成果報告会へ向けた最終調整を行います。
※オンライン環境あり。
IMT EXHIBITION 2026 (成果報告会)
2026年2月25日(水)大阪市内を予定。
※本プロジェクトの成果発表を行います。
※採択されたクリエイターは現地参加必須となります。

審査員

村田 智明
株式会社ハーズ実験デザイン研究所 / METAPHYS 代表取締役
大阪市立大学工学部応用物理学科卒。三洋電機退社後、1986年ハーズ実験デザイン研究所を設立。現在はデザイン思考から企画開発をサポートするデザインシンクタンクとして活動。提唱するS.S.F.B法や感性価値ヘキサゴングラフなどがワークショップツールとして広く活用されている。プロダクトを中心に、Gマーク金賞、DFAグランプリ、RED DOT BEST OF BEST、ジャーマンデザインアワードWINNER賞、iF DESIGN AWARD GOLD、ソーシャルプロダクツアワード大賞、DIA SilverAwardなど国内外のデザインアワードで200点以上を受賞。オムロンの血圧計「スポットアーム」やMicrosoft「Xbox360」を始めとする世界記録的な販売数を達成したデザインで、Newsweekの「世界が注目する日本の中小企業100社」に選定される。自ら運営するコンソーシアムデザインブランドMETAPHYSは、「行為のデザイン」に基づいて協賛企業のコアコンピタンスを活かし、開発から販売までを実践している。2024年7月、CJIDCの協力で蘇州市に「行為のデザイン博物館」が常設開設された。現在日本インダストリアルデザイン協会の理事長として工業デザイン業界の公益事業化に尽力している。

菊地 凌輔
株式会社マクアケ プロジェクト推進本部 執行役員
1993年兵庫県生まれ。 関西学院大学在学時に、教科書を半額以下で買えるサイト「cacicoテキスト」を立ち上げYahoo!ニュース、ITmediaなど100以上の媒体に掲載。 2015年1月(株)マクアケ (旧サイバーエージェント・クラウドファンディング)へ入社し、Makuake関西支社の立ち上げ1人目として参画。 2019年12月東証マザーズ上場を経験し、2022年10月より執行役員就任。 プロジェクト開拓やキュレーション、審査部門を統括し、実行者さまの売上最大化をミッションにしています。 また、2021年より地域活躍人材育成を目的とした社団法人「イヒ」の専務理事として兵庫県三田を中心に活動しています。

友安 啓則
株式会社友安製作所 代表取締役社長
1978年生まれ。大阪府出身。高校1年からアメリカへ留学、City University of Seattleにて経営学修士 M.B.A.を取得。 大学在学中から商社で働き、友人とともに車のパーツを輸入販売する会社を立ち上げる。 2004年に帰国、父親が営む線材加工製造業の友安製作所へ入社し、インテリアの輸入商材を販売する新事業を立ち上げる。 2005年にWeb事業部を立ち上げ、オンラインショップでの商品販売をスタート。 2016年2月に代表取締役社長に就任。 東京浅草橋と大阪阿倍野にて、インテリアとDIYとカフェの融合をコンセプトにした「友安製作所Cafe」を運営し、リアル店舗での販路拡大やDIYワークショップを行う。
審査基準
1. デザイン性と独自性
デザインが優れている。今までにない価値を生むデザインである。
2. 提案力
アイディアの説明や提案が伝わりやすいように表現できている。
3. ものづくり企業への理解力
提案するアイディアがものづくり企業のこと(強み、弱み、業界など)をよく理解し、反映できている。
4. 受け手の意識
ターゲットや目的が明確であり、アイデアが「これは必要だ」と必要性を感じることができる。
5. 実現性と市場性
実現性の高いアイデアである。なくてはならないプロダクトとして浸透する可能性を持ち、かつ市場性、社会性が感じられる。
主催
生野区は大阪市の東南部に位置しており、現在では約80国の方々が暮らしている国際色豊かなまちです。戦前、鏡・メガネ・マッチ・食品といった日用品のものづくりのまちとして発展を始め、高度経済成長期に金属加工、ゴム・ビニール製品製造業などが発展しました。下請け工場が多く、コスト競争や後継者不足といった課題を抱えながらもIT、デザイン、福祉、環境などを切り口とした新たなものづくりに現在は取り組んでいます。
1948年創業。一本のネジから始まった友安製作所。元来のものづくり企業としての強みを活かしたオリジナル商品の企画開発・販売をはじめ、約4万点のインテリアアイテムを販売するEC事業を展開。
その他にも、カフェ、工務店事業、メディア事業、レンタルスペース事業、まちづくり事業と派生的に事業展開を行う。
「生きるをあそぶ」をスローガンに、商品・サービス等を通じて、それぞれの人の個性(カラー)にあったより良い人生、暮らしの選択肢を提供し続け、ビジョンである「Add Colors to everyone’s
Life. -世界中の人々の人生に彩りを加えること-」の実現をめざす。
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