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アワードを活用した、ブランディングの新手法

パンデミックやテクノロジーの進化、多様化する価値観など、社会的変化の激しい時代において、市場の変化もこれまで以上に複雑化してきています。この変動する世の中において、企業が手がける製品やサービス、イベントを効果的に消費者に届けるためには、企業・ブランド自体の価値・差別化の発信が不可欠となってきます。

そんなとき、自社の取り組みをPRする機会としても大いに活用できるのが「アワード」です。新しいメソッドではありませんが、ブランディングに寄与する手法として改めて注目を集めています。

イノベーションを促進しながらブランドの核心をかたちづくるエンジンとしてビジネスに取り入れられる「アワード」。ここではアワード事例から見る、ブランディングへの貢献事例をご紹介いたします。


※この記事は過去にAWRDで開催されたプロジェクトをご紹介したものです。

ぺんてる総合カタログの表紙デザイン

ビジネスパーソンからクリエイター層へのリブランディング「エナージェルインフリー」。「ぺんてる総合カタログ2019-2020」の表紙デザインを募集


主催:ぺんてる株式会社
応募総数:110作品
採用数:4点
URL:https://awrd.com/award/pentel_...

2018年2月に限定品としてぺんてる株式会社から発売されたゲルインキボールペン「エナージェルインフリー」。発売後に好評を博したことから、2018年11月に定番品として発売が決定しました。
これまでビジネスパーソンをターゲットにしていたゲルインキボールペンですが、今回は働くための工夫やチャレンジに積極的な人物をコアユーザーに定め、ターコイズブルーやオレンジという目新しい色を取り入れ「エナージェルインフリー」を開発しました。

商品発売にあわせて、対象ユーザーとなるクリエイターに向け「エナージェルインフリー」を活用したアワードを企画しました。確実にクリエイターへ訴求できるよう、アワード参加者先着100名に「エナージェルインフリー」のセットを送り、画材の1つとして使用した平面作品募集を2019年に発行される「ぺんてる総合カタログ2019-2020」の表紙デザインとして採用するアワードを開催しました。

「点から生まれる衝動」Creator:ojikaori

Pentel公式サイト:「ぺんてるのビジュアルイメージにエナージェルインフリーで描いたイラストを起用」
https://www.pentel.co.jp/special/10148/  

アワードを通して、これまでビジネスツールとしてオフィスシーンでの使用が多かった「エナージェルインフリー」ですが、クリエイティブツールとしてのブランドを作り上げるために、「創造性のカオス」「発想の起点」「アイデアの加速」をテーマにたアワードを開催しクリエイターへアプローチすることにより、新たなブランドの構築(ブランディング)を行うことができました。

こどもを夢中にさせる新発明!~スマホに代わるこどもの夢中アイテムを募集~

サービスの認知拡大にも寄与。アワードとクラウドファンディングを掛け合わせたハイブリッド企画で商品化へ


主催:全日本空輸株式会社、AWRD(株式会社ロフトワーク)
受賞:6点 ファイナリスト:11点
URL:https://awrd.com/award/wonderf... 

ANAが運営する「WonderFLY」は、優れたアイデアを募るクリエイティブアワードとアイデアを実現するためのクラウドファンディングを掛け合わせたハイブリッドなプラットフォームです。より良い世界へ向けたアクションを起こすため、ANAとお客様とが一緒にアイデアを持ってチャレンジする人を応援することを目的に2016年にスタートし、これまでにさまざまなアイデアの実現を応援してきました。

その「WonderFLY」と ロフトワークが運営する「AWRD」がタッグを組み、クリエイティブアワード「こどもを夢中にさせる新発明!〜スマホに代わるこどもの夢中アイテムを募集〜」を開催。クラウドファンディングを活用できる「WonderFLY」と人と人をつなぎ新たな価値創出を可能にする「AWRD」とのタイアップにより、さらなる相乗効果を狙いました。

さらに、ハイクオリティなアイデアを募るため、人気クリエイター佐藤ねじ氏率いるブルーパドル VS. 応募者という対決型の新しい手法を取り入れ、お互いのプラットフォームに同じプロジェクトを発信し、作品を募集しました。

「こどもを夢中にさせる新発明」のアイデア会議に潜入!
https://awrd.com/blog/2018/6/wonderfly_report01

受賞作品はクラウドファンディングにトライするための賞金が授与され、商品化を目指しました。一部受賞作品は、現在「WonderFLY」内にて購入いただけます。https://wonderfly.ana.co.jp/shop/ideas/915

今回のプロジェクトは、二つの異なる特徴をもつプラットフォームが完全連携することにより、互いに訴求したい層へアプローチし、互いのサービスの認知拡大に寄与しました。

ディスカバ流アワード 発見!となりのサピエンス

日本から独自のコンテンツを発信。誰もがクリエイターに、まだ世に発見されていないクレイジーな新種のサピエンス(人類)を発見!

主催:ディスカバリー・ジャパン株式会社、AWRD(株式会社ロフトワーク)
採用数:3点
URL:https://awrd.com/award/discove...

 世界最大級のネットワークを有し、あらゆる人々の好奇心を満たすメディア「ディスカバリーチャンネル」とのコラボアワード「ディスカバ流アワード 発見!となりのサピエンス」。

マルチスクリーンで対話型のエンターテインメントが主流となるなか、コンテンツもよりユーザーとの距離感の近い内容が必要とされるようになりました。そこでディスカバリー・ジャパン株式会社は、AWRDとともに新たなコンテンツを生み出すことの出来る可能性をもつ映像クリエイターを見つけ出すプロジェクトを始動。これまで「日本独自のコンテンツがが乏しい」という状況に対して、このアワードを始まりとして日本のユニークなクリエイターを発掘し映像化することにより、日本独自のコンテンツも配信できるというディスカバリーの新たな価値付けへつなげることを目指しました。

まずは、まわりの変人・超人・発明家を探し出し、世界に紹介するためのアイデアを募集。選ばれたアイデアは、アドバイザーとして参加した森翔太氏、ちびがっつ!、山下歩、小林ガーナ、藤原麻里菜ら第一線で活躍するクリエイターからのサポートを受け、さらに磨きをかけて作品制作を行いました。


グランプリ

「至高の紙を求めて -紙破り演奏家福井周一の挑戦-」
Creator:有馬俊

新たなコンテンツを発見し、制作プロセスも学ぼうと企画されたのが本アワード。受賞作品は、「ディスカバリーチャンネル」のコンテンツとして世界中に配信されました。
AWRDのもつクリエイターネットワークを通して、ディスカバリーチャンネルで放映する日本独自のドキュメンタリー映像を制作し世界に発信することができました。

クリエイティブの力で企業のブランディングに貢献

「AWRD」は、それぞれの人が持つクリエイティビティやアイデアと、世界中のプロジェクトをつなぐオープンプラットフォームです。AWRDによって企業や社会はクリエイターに挑戦的な問いを投げかけ、彼らのクリエイティビティが社会を前進させるアイディアと解決策を創り出します。クリエイターには活躍の場を、企業や社会には新しい価値の創造を。そんなオープンコラボレーションを創り出していきます。

こんな方におすすめ
・これまでにない視点で新商品・プロジェクトをPRしたい、代理店
・新しいアイデアや才能と出会いたい、新規事業担当者
・新製品・サービスの認知拡大を図りたい、マーケティング・PR担当者


AWRDの特徴
・人と人をつなぎ新たな価値創出を可能に
・課題にあったテーマやプロジェクト全体の企画と設計をお手伝いします
・デザイナーから科学者までつながるイノベーションハブ
・3万人を超える世界中のクリエイターネットワーク
・20年以上に渡るクリエイタープラットフォーム運営の知見
・ディスカバリー・ジャパン株式会社、オリンパス株式会社、全日本空輸株式会社、パナソニック株式会社などとのプロジェクト実績
・募集から審査、結果発表まですべてオンラインプラットフォームで完結
・日・英の2言語に対応。世界中からアイデアを募ることができます

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