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Unidentified Sound Field
本作は、離れた場所にいる複数の参加者の声や環境音をリアルタイムで接続し、過去に録音された音と重ねて聴く、参加型のサウンド・インスタレーションです。参加者の名前やプロフィールは表示されず、音は誰のものか判別しにくい状態で場を行き交います。
オンライン上のコミュニケーションでは、他者の存在はプロフィールや文字、画像などの情報によって整理されます。本作では、そうした情報を取り除き、息遣い、声の揺れ、生活音、沈黙といった、明確な意味に置き換えにくい音だけを残します。参加者は、相手がどこにいて、誰で、何をしているのかを十分に知ることができません。それでも、耳元に届く音の振動から、画面の向こうにいる身体や、その場の空気を想像することになります。
録音された音は、後から訪れた参加者の音場に再び現れ、異なる場所や時間に存在した人々の気配を重ねます。他者を効率よく理解するのではなく、わからなさを残したまま耳を傾け、その存在を確かめようとする経験をつくります。聞くことと聞かれることの距離を通して、通信によって近づいたはずの他者との関係を捉え直す作品です。
オンライン上のコミュニケーションでは、他者の存在はプロフィールや文字、画像などの情報によって整理されます。本作では、そうした情報を取り除き、息遣い、声の揺れ、生活音、沈黙といった、明確な意味に置き換えにくい音だけを残します。参加者は、相手がどこにいて、誰で、何をしているのかを十分に知ることができません。それでも、耳元に届く音の振動から、画面の向こうにいる身体や、その場の空気を想像することになります。
録音された音は、後から訪れた参加者の音場に再び現れ、異なる場所や時間に存在した人々の気配を重ねます。他者を効率よく理解するのではなく、わからなさを残したまま耳を傾け、その存在を確かめようとする経験をつくります。聞くことと聞かれることの距離を通して、通信によって近づいたはずの他者との関係を捉え直す作品です。
