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ナチュラルコスモ化粧品のブランドブースデザイン

プロダクト / その他
百貨店などの催事に並ぶブースは、百貨店から借り受ける机に、そのまま商品を並べただけの、とても簡素なものが多い。
すると、どこも似た見た目になってしまう。
催事では、一つのテーマの基に集まっているので、自然と隣のブランドと同じような見た目になってしまう。

隣と同じ机をあてがわれて、隣と同じように商品を並べて。

人が商品を購入する際、もちろんコミュニケーションも大切だけど、もっと根本的な見た目で訴えかけないと、まず足を止めてもらえない。だって、隣と一緒なら、隣で足を止めても一緒なんだから。


だから、ちょっと変わった見た目をしたい。
といっても、百貨店の催事はやっぱり同じような机しか貸してもらえないし、設営の時間もそんなに長い訳ではない。
そこで、考え出したのが、ブランドのテーマとして、白黒のシマシマをテーマにし、ブースの机を白黒のシマシマの布で巻き、なおかつエプロンもシマシマにすること。シマシマの太さも、丁度目が錯覚をおこし、チカチカと見えてしまう太さを採用することにより、ナチュラルコスモのブースだけが浮いているように見えてしまう。

さらに、ナチュラル志向の化粧品ブランドのため、色数はなるべく抑えたいという思いもあった。
商品自体のパッケージも白黒で揃えることにより、全体の統一感も出している。

また、お客様もとても覚えやすいという利点もある。

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