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心理の法則 スリーパー効果

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信頼できる人の話は信憑性が高い。信頼できない人の話は信憑性が低い。これは当然のことですね。しかし信頼できない人の話が、時間が経つにつれて信憑性を増して感じてしまう、「スリーパー効果」というものがあります。信頼できない人の説得でも、時間が経つと話をした人の記憶は薄れ、話の内容だけが残るというもの。つまり話者の印象と話の内容が分離していってしまうのです。情報源の信頼性が仮眠状態に入ってしまうイメージから、「仮眠効果」とも呼ばれます。あまりに嘘くさい噂でも、時間が経つうちに真実味を増し、大きくなりながらひとり歩きを始めてしまうのも、この効果の影響があるようです。

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