心理の法則　バーナム効果

・外面的にはよくしつけられて自己抑制もできているが、内面的には臆病で不安定なところがある。

・まだ隠された素晴らしい才能があるが、それを使いこなすところまではいっていないと思う。

・他人に好かれたい、尊敬されたいという欲求を持っているが、自分自身には懐疑的だ。

・他人に易々と自分の内面を見せてしまうのは賢いことではないと思う。

・ある程度変化と多様性を好み、規則や規制に縛られるのが苦手。

・非現実的な野望を抱くことがある。

記述を読んでみてどうでしたか？だいたい４つ以上は当てはまったのではないでしょうか。しかし、おそらく他の人に同じ質問をしても、同じ様な結果になると思います。人は希望や見栄に沿った事を言われると、例えその内容が自分の経験に基づいていなくとも、誰にでも当てはまる曖昧なものでも、自分にだけに当てはまる正確な内容だと思い込んでしまうのです。誰だってほかの人から好かれたいし、誰だって自分で自分を抑えられると思いたいし、誰だって自分には才能があると信じたいのです。これが血液型占いや、星座占いなどでよく用いられる「バーナム効果」です。人というものは、自分の都合のよいことであるなら、わざわざ汲み取ってでも、それを受け入れてしまうのです。