CREATIVES

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Anima Code

このQRコードの判子は、SNSの利用者がなくなった際のデータのあり方を問題とした提案。
ユーザーが投稿する言葉、見た景色の写真や動画は、個人を立体的にあらわしている。
触れることのできないデータに実体を与えることで、
自分の大切な人に、「小さなお墓」として渡し未来に継承することができる。
故人のオンラインデータを、QRコードに変換し、それをハンコの印面に彫刻することにより、
印影はデータアクセスの為のキーとして機能する。
データのアクセスにアナログの行為を介す。 押印という、身体的かつ情緒的な所作の意味について、考えを深めたプロダクト。

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