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Responsive Environments

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サウンドに関連するインターフェースの研究として、部屋に組み込まれた電子機器と音についての関係を考えてきました。 電子機器やセンサーがネットワークに繋げた応答環境を構築できるようになり、その技術をデザイン、作品に使う事ができるようになりました。今回、連動した電子機器を使い、動的に環境音と信号音を生成させ、応答する音と映像の空間をデザインしました。複数の小型端末からは、両端、真ん中と高速道路、神社、臨海公園などで録音された“都市の音”が再生され、同様にその間の端末からはそれらの場所を重ね合わせた音響合成音が再生されます。これらの音響合成音は、再生の繰り返しと合成により音楽の要素であるリズム、ピッチが生みだされ、連続的に変化していくことがわかります。また、カメラによって検知された人の動きに応じて、音の断片をリアルタイムに合成し変化させます。騒音や自然の音など足を運ぶとよく聞く都会の音がオーディエンスの動きによって、インタラクティブに音響合成され映像も変化し、言葉では表現することが難しい音や映像に変わっていく事がわかります。

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