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作品タイトル(日本語)
コネクトプロジェクト
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作品タイトル(英語)
connect project
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制作物のコンセプトを記載してください。
【connect project】
作品はさをり織りの残糸を結びまた一本につなげていくconnect projectです。アートで未来へつながることをテーマにしています!色とりどりの短い糸を障がいあるなしに関わらず共に私の住む川崎の未来へつなごうというものです。
地域の高校の1年生有志とstudio FLATメンバーが、夏休みにお互いの学校・施設で交流を深めながら、自校の文化祭や展覧会に向けたアート作品を共同制作をしました。今回の作品はそのconnect された糸を使い未来へのメッセージとして再構成して制作しました。【糸を巻くコーンは川崎の地図の市役所や区役所、自分たちの高校、studio FLATの場所に配置しています】
コロナ禍でもこの作品が社会へ元気を届け、さらに非接触のあおりを一番受けている、視覚障害のある人へもアートでつながり、触視できるとうれいしいです。アフターコロナの新しいHAPTIC DESIGNとしてconnect projectでアートが人をつなぎます。 -
制作物のコンセプトを記載してください。(英語)
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作品の素材・仕様
1500×600×350
さをり糸
アクリル
キャンバス
パネル
mixde media -
作品の素材・仕様(英語)
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作品のリファレンスURL
https://studioflat2016.wixsite.com/studioflat/saiwaihighschool-studiflat
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作品の映像URL
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公式サイト、もしくはSNSのURL
https://jetone5.wixsite.com/satoruoodaira
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プロフィール情報
略歴
1971年生まれ
多摩美術大学絵画専攻修士課程修了
共立女大学 非常勤講師
展示会多数
21018年
・渋谷芸術祭 SHIBUYA AWARDS 2017
ART部門 受賞作品展
Bunkamura Wall Gallery
・2018NIIGATAオフィスアートストリート
2019年
・FLAT展 寺田倉庫2F TERRATORIA
2020年
・gallery FLAT展 gllery FLAT
作品・受賞歴
2005年 TOKYO COMPETITION#2入選
[いぬのおしり]
2008年 シンジュクアートインフィニティ入選
2010年 COLORS展 銀賞 受賞
代官山ヒルサイドテラス
F棟「ヒルサイドフォーラム」
2015年 2015NIIGATA
オフィス・アート・ストリート入選
2016年 SICF17 スパイラルホール 入選
2016NIIGATA
オフィスアートストリート入選
2017年 HAPTIC DESIGN AWARD 佳作受賞
渋谷芸術祭 渋谷賞 受賞
2018年 NIIGATAオフィスアートストリート 柾谷小路特別賞受賞 -
参加メンバー
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居住国
日本
- 58
connect project
「アートが人をつなぐ」、これが私のテーマである。アートを通じて、社会の各所に結び目をつくっていきたいと考え、日々の制作活動に取り組んでいる。2016年には、この理念を実践する場として、社会活動でもあるstudio FLATを立ち上げた。これは、障がいあるなしに関わらずFLATに作品制作や鑑賞を行い、アートの魅力をダイレクトに感じることを目的とした活動である。アートが人をつなぎ、新たな未来をデザインし、未知なる表現の価値創出を目指している。
その活動実績のひとつに、connect projectがある。これは、障がいのある人が通所する作業所から、織物に使うさをり糸の残糸を買い取り、短い糸を結び合わせて新たなアート作品を創出するプロジェクトである。特別な技術を必要とせず、障がいあるなしにかかわらず誰でも制作にかかわることができ、糸をつなぐことで人と人とをつなぐことが可能となる。大学から保育園、障がいのある人たちが通所している施設などをつなぎ、ワークショップを通じて多くの人に糸を結んでもらった。その糸を使って私自身が制作した作品が、2017年3月には、HAPTIC DESIGN AWARDという、触覚をテーマにした賞を受賞することにつながった。この受賞を通じ、制作者としての私は、connect projectの新たな可能性にも気づく事となった。つまり、さをり糸の結び目はHAPTICつまり「触覚」を喚起する。例えば視覚障がいのある人にも、この作品は「触視」することが可能なのである。
以上のように、studio FLATから、connect projectへ、そしてHAPTIC DESIGNへ、思いがけない結びつきやつながりによって、制作者としての私の視野も広がり、活動の可能性が未来へと拡張を続けている。今後は、studio FLATとしての恒常的な制作・発表の場を設けるなど、より多くの人が参加しやすい活動拠点としへの発展を目指し、社会に開かれたアートセンターとしての役割を担っていきたい。アートがひとをつなぎ、新しい未来が創造できることを、私は本気で信じている。
その活動実績のひとつに、connect projectがある。これは、障がいのある人が通所する作業所から、織物に使うさをり糸の残糸を買い取り、短い糸を結び合わせて新たなアート作品を創出するプロジェクトである。特別な技術を必要とせず、障がいあるなしにかかわらず誰でも制作にかかわることができ、糸をつなぐことで人と人とをつなぐことが可能となる。大学から保育園、障がいのある人たちが通所している施設などをつなぎ、ワークショップを通じて多くの人に糸を結んでもらった。その糸を使って私自身が制作した作品が、2017年3月には、HAPTIC DESIGN AWARDという、触覚をテーマにした賞を受賞することにつながった。この受賞を通じ、制作者としての私は、connect projectの新たな可能性にも気づく事となった。つまり、さをり糸の結び目はHAPTICつまり「触覚」を喚起する。例えば視覚障がいのある人にも、この作品は「触視」することが可能なのである。
以上のように、studio FLATから、connect projectへ、そしてHAPTIC DESIGNへ、思いがけない結びつきやつながりによって、制作者としての私の視野も広がり、活動の可能性が未来へと拡張を続けている。今後は、studio FLATとしての恒常的な制作・発表の場を設けるなど、より多くの人が参加しやすい活動拠点としへの発展を目指し、社会に開かれたアートセンターとしての役割を担っていきたい。アートがひとをつなぎ、新しい未来が創造できることを、私は本気で信じている。