-
作品タイトル(日本語)
Apart and/or Together - Akasha- (仮)
-
作品タイトル(英語)
Apart and/or Together - Akasha- (Tentative)
-
制作物のコンセプトを記載してください。
人間の鼓動を可視・触覚化したクラウド接続型インタラクティブ・サウンドインスタレーション。
この作品は直径2.5mの円形躯体に配置された複数のスピーカーと、中央に独立したスピーカよって構成される。全てのスピーカーには無数の糸が取り付けられ、再生された鼓動をその糸により可視・触覚化する。鑑賞者は無線接続された聴診器を胸に当て、円中央に進み、中央の独立したスピーカーで自己の鼓動を可視・触覚化する。同時に鑑賞者の鼓動は録音され、クラウド保存される。クラウドに保存された過去の鑑賞者の鼓動は円形配置された複数のスピーカーからランダムに再生される。
これは、全ての人の為の作品です。私達が誰もが持つ鼓動は人間生命そのものです。また、鼓動は誰一人として同じリズムを刻むものはなく、私達はみな違った同じものを持ち合わせています。自己と他者の鼓動を可視・触覚化することにより、私達が根源的に持っている「差異と同一」「多様性と普遍性」を体感する装置となる。また普段見たり、聞いたりすることのない、私達内部の生命現象に直接触れる機会は、コンタクトレスがデフォルトになった社会で、深く他者に触れ、理解する体験を創出する。そして、クラウドに人間の身体性を保持さることにより、仮想と現実の二つの世界にフィジカルを共有し、現在の私達を取り巻く世界を表現する。
※この作品は、多様性と普遍性をテーマに人間の鼓動を可視化した作品《Apart and/or Together》と、個人の鼓動を可視化する作品《Insied out》を原型とし、それらを発展させ融合させた作品になります。 -
制作物のコンセプトを記載してください。(英語)
A cloud-connected interactive sound installation that visualizes and tactile human heartbeat.
This work consists of multiple speakers arranged in a circular frame with a diameter of 2.5 m and an independent speaker in the center. Innumerable threads are attached to all speakers, and the reproduced heartbeat is made visible and tactile by the threads.
The viewer puts a wirelessly connected stethoscope on his chest, advances to the center of the circle, and visualizes and tactile his heartbeat with an independent speaker in the center. At the same time, the viewer's heartbeat is recorded and saved in the cloud. The heartbeats of past viewers stored in the cloud are randomly played from multiple speakers arranged in a circle.
This is a work for all human beings. The heartbeat that we all have is human life itself. Also, no one beats the same rhythm, and we all have the same different things.
By making the heartbeats of oneself and others visible and tactile, it becomes a device that allows us to experience the fundamental "identity and difference" and "diversity and universality." Also, the opportunity to come into direct contact with our internal life phenomena, which we do not usually see or hear, creates an experience of deeply touching and understanding others in a society where contactless is the default.
And by retaining the human physicality in the cloud, we share the physicality in the two worlds, virtual and real, and express the world that surrounds us today.
* This work is develops and fusesis that based on the work "Apart and / or Together" that visualizes human heartbeat under the theme of diversity and universality, And the work "Inside out" that visualizes individual heartbeat. -
作品の素材・仕様
素材: 複数の鼓動, スピーカー, 絹糸, アンプ, arduino, Cloud
サイズ : H220 x W250 x D250 cm
形態 : インタラクティブ・サウンド・インスタレーション -
作品の素材・仕様(英語)
Material : heartbeats, Speaker, Silk threads, Amplifier, Mp3player, arduino, Cloud
Size : H220 x W250 x D250 cm
Form : Interactive Sound installation -
作品のリファレンスURL
https://teppeiyamada.com/experiment/in-progress-project/
-
作品の映像URL
-
公式サイト、もしくはSNSのURL
https://teppeiyamada.com/
-
プロフィール情報
アーティスト。広島市立大学芸術学研究科造形芸術専攻修了。「世界を読み解く為の装置」として、音や映像、動力、写真など多義に渡る表現方法で作品を制作。代表作”Apart and/or Together”はグローバル社会の構造と人間の根源的な類似性を現し、 2018年ifva award(香港)でシルバー賞、2019年Aesthetica Art Prizeで審査員特別賞、第22回文化庁メディア芸術祭 審査員推薦作品を受賞する。
-
参加メンバー
-
居住国
日本
- 82
Apart and/or Together - Akasha- (仮)
現在進行中のプロジェクト。2021年12月迄に完成予定の作品。
鼓動が持つ「多様性と普遍性」をテーマにしたインタラクティブ・サウンドインスタレーション。
自己と他者の鼓動を同時に可視化・触覚化する装置により、私達の「差異と同一」「多様性と普遍性」を表現する作品。
心臓は私達人間誰もが持ち、その鼓動は太古の生命記憶に繋がります。海で餌を取り込むための蠕動運動(ぜんどう運動)が鼓動のリズムになり、そのリズムは海の満ち引き、月や地球の周期とも関係する。太古からその情報には、人間という個体以外の情報が私達の無意識下で保管されている。同時に、私達の鼓動は誰一人として同じリズムを刻むものはない。私達はそれぞれ違った同じものを持つ。
この作品は、多様性と普遍性をテーマに人間の鼓動を可視化した作品《Apart and/or Together》と、個人の鼓動を可視化する作品《Insied out》を原型とし、それらを発展させ融合させた作品。鑑賞者の鼓動をライブで可視・触覚化し、同時に録音、クラウド保存する。クラウドに保存された過去の鑑賞者の鼓動は、円形配置された複数のスピーカーからランダムに再生される。人間の生命記憶をクラウド保存し、そこから再度再生することにより、仮想空間と現実空間に人間の身体性を保持させる。現在の私達を取り巻く現実と仮想の世界、そして人間の多様性と普遍性をこの作品で表現する。
鼓動が持つ「多様性と普遍性」をテーマにしたインタラクティブ・サウンドインスタレーション。
自己と他者の鼓動を同時に可視化・触覚化する装置により、私達の「差異と同一」「多様性と普遍性」を表現する作品。
心臓は私達人間誰もが持ち、その鼓動は太古の生命記憶に繋がります。海で餌を取り込むための蠕動運動(ぜんどう運動)が鼓動のリズムになり、そのリズムは海の満ち引き、月や地球の周期とも関係する。太古からその情報には、人間という個体以外の情報が私達の無意識下で保管されている。同時に、私達の鼓動は誰一人として同じリズムを刻むものはない。私達はそれぞれ違った同じものを持つ。
この作品は、多様性と普遍性をテーマに人間の鼓動を可視化した作品《Apart and/or Together》と、個人の鼓動を可視化する作品《Insied out》を原型とし、それらを発展させ融合させた作品。鑑賞者の鼓動をライブで可視・触覚化し、同時に録音、クラウド保存する。クラウドに保存された過去の鑑賞者の鼓動は、円形配置された複数のスピーカーからランダムに再生される。人間の生命記憶をクラウド保存し、そこから再度再生することにより、仮想空間と現実空間に人間の身体性を保持させる。現在の私達を取り巻く現実と仮想の世界、そして人間の多様性と普遍性をこの作品で表現する。