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作品タイトル(日本語)
Cultist
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作品タイトル(英語)
Cultist
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制作物のコンセプトを記載してください。
表現が多様化する中で、取り留めのない情報が虚像と実像なく⽣産され、そこで「リアル」は誕⽣します。
もしも今この瞬間が、無関⼼で表⾯的な関係性だけの、つまりは、信じるべきものがなく他と⽐較する事でしか⾃らの存在を実感できない社会だとしたら、これから何を選択し前に進めばいいのでしょうか。
この作品は⾃らの存在意義や信じるべき正義を模索する途中経過のような⾏動の⼀部です。 -
制作物のコンセプトを記載してください。(英語)
In the midst of the diversification of expressions, the “real” is established and consists of endless information produced without any real or imaginary images. What if for this particular moment we live in a society of indifference and superficial relationships, a society in which there is nothing to believe in, and we can only feel our existence by comparing ourselves to others. Then, what should we choose, and how should we move forward?
This work is based on the research of the significance of one's existence and justice to believe in. -
作品の素材・仕様
サイズ:W5000×D5000×H1700
素材:鉄、コンクリート、砂、造花、オーガンジー、エナメル -
作品の素材・仕様(英語)
Size:W5000×D5000×H1700
Material:Iron, Concrete, Sand, Artificial flowers, Organdy, Enamel -
作品のリファレンスURL
https://drive.google.com/drive/folders/1FZY_zZY96p3kLId12dIXugdbyjiE52Ei?usp=sharing
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作品の映像URL
https://youtu.be/CD0XyNO8JyI
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公式サイト、もしくはSNSのURL
https://www.instagram.com/nonokamatsuo/ https://www.instagram.com/daikitajiri/
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プロフィール情報
松尾 野の花
Matsuo Nonoka
1993 東京生まれ
2016 武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒
2018 武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科助手
現在 助手兼アーティスト -
参加メンバー
宇都宮桃子:パフォーマー
蓮尾香澄:パフォーマー
宮城茉帆:パフォーマー
田中舜理:映像撮影
野村友彰:写真撮影
大野希士郎:音楽
メイク:ヒラタナルタカ
松尾野の花:コスチュームデザイン
田尻大騎:什器デザイン
スペシャルサンクス:䕃山和芳、冨永勝久、北條理依子、渡部亜弥子
ディレクション:田尻大騎、松尾野の花 -
居住国
日本
- 228
Cultist
SOMEWHERE IN THE 21TH CENTURY
風前の灯火と化した個人の尊厳。可視性優位の視点より誕生する主導者。哲学の範疇より外されたコミュニケーション。取り留めのない存在と化した情報。悍しき影を持つこの世界は戯画なのか写実なのか。
いままで人は正気を保つために表現し文化を生み出してきた。そうしなければ暴走してしまうことを知っていて。
善意としての全体主義や排外主義に包まれたジェノサイドの一途を辿る背景で、人間を飲み込む権力や支配の欲望が「浄化」を絶えず続ける中、我々は個として普遍と特殊を行き来し、視野と知見を広めながらも信じるべき正義を求め彷徨うだろう。
この世界から出て行けと言われるのなら、喜んで彼らのいうバッドランドに出て踊ろうじゃないか。少なくとも今はまだ、自身の人生を何に狂わさせるか選択できるのだから。
風前の灯火と化した個人の尊厳。可視性優位の視点より誕生する主導者。哲学の範疇より外されたコミュニケーション。取り留めのない存在と化した情報。悍しき影を持つこの世界は戯画なのか写実なのか。
いままで人は正気を保つために表現し文化を生み出してきた。そうしなければ暴走してしまうことを知っていて。
善意としての全体主義や排外主義に包まれたジェノサイドの一途を辿る背景で、人間を飲み込む権力や支配の欲望が「浄化」を絶えず続ける中、我々は個として普遍と特殊を行き来し、視野と知見を広めながらも信じるべき正義を求め彷徨うだろう。
この世界から出て行けと言われるのなら、喜んで彼らのいうバッドランドに出て踊ろうじゃないか。少なくとも今はまだ、自身の人生を何に狂わさせるか選択できるのだから。